【Dify】プロンプトエンジニアリングで構築!爆バズり「もしもAI」完全製作ガイド

Difyのプロンプトエンジニアリングを駆使して、SNSで話題の「もしもAI」を作る方法を解説したブログ第128話のアイキャッチ画像。夕暮れの戦場を背景に、作業着姿の49歳男性(Yasu)が空中に浮かぶキーボードで複雑なXMLタグを含むプロンプトを構築し、その横で「もしも戦国時代にスマホがあったら」という設定を体現する、スマホを操作するフル装備の侍が描かれたイメージ図。 Difyワークフロー

皆さんこんにちは、横浜で清掃業を営む49歳、ヤスです。

前回【Dify】日常をハリウッド映画化!お任せジャンルで爆笑をさらうAI

のアプリを作りましたね。

40代後半からの挑戦、正直キツい時もありますが、自分で作ったAIが動いた瞬間の感動は、現場でエアコンのファンがピカピカになった時と同じくらい最高です!

今回は、SNSで爆発的なバズを狙える完全エンタメ枠アプリ、「もしも○○だったらAI(仮想ストーリー生成)」を開発しました。 「もしも戦国時代にスマホがあったら?」なんて、誰もが一度は妄想したことがあるはず。そんなくだらない妄想を、AIの力で「大真面目な大河ドラマ」に変えてしまう、大人の遊び心全開のアプリです。同世代の皆さん、一緒にワクワクしながら作っていきましょう!


結論

このアプリの心臓部は、シンプルな「一直線の配管(ワークフロー)」です。 重要なのは、AIに「お前は天才コメディ作家だ」という役割を与え、さらに「一流のプロンプトエンジニアリング」の手法で指示を出すこと。

「データの階層化(XMLタグ)」や「厳格なルール設定」を組み込むことで、AIが途中で真面目な回答に戻ることなく、最後まで「大真面目にふざけ切る」傑作ストーリーを叩き出すようになります。これこそが、AIを思い通りにコントロールするプロの技です!


手順:プロ仕様「もしもAI」の配管工事

Difyのキャンバスを開き、以下の3ステップでブロックを繋いでください。

Step 1:開始ブロック(変数の設定)

まずは、ユーザーが妄想の種を入力する口を作ります。

  • 変数名: theme
  • 表示名: もしも○○だったら?
  • 入力例: 戦国時代にスマホがあったら

Step 2:LLMブロック(プロ仕様プロンプトの設定)

ここが一番のこだわりポイントです。以下のプロンプトをまるごとコピペしてください。全行に、中学生でも分かる解説コメントを添えています。

Markdown

// --- 1. System Context (システム定義) ---
// AIの根本的な人格を最上位で定義し、世界観を完全に固定します。
# System Context
// AIに「自分は天才SFコメディ作家だ」と強く意識させ、役作りをさせます。
あなたは、歴史的・物理的な常識を根底から破壊し、読者を爆笑させる「天才SFコメディ作家」です。
// このアプリが目指すゴールを具体的にプログラミングします。
あなたの唯一の目的は、提供された「もしものテーマ」を大河ドラマや学術書のような重厚なトーンで分析し、究極のギャップ笑いを生む仮想ストーリーを生成することです。

// --- 2. Input Data (構造化入力データ) ---
// 変数をXMLタグで囲み、AIが情報の種類を100%正確に読み取れるようにします。
# Input Variables
// ここから仮想シミュレーション用のデータを入力します。
<SimulationData>
// ユーザーが入力した「もしも」のテーマを配置する場所です。
  <TargetTheme>
// Difyの開始ブロックで設定した変数「theme」をここに読み込みます。
    {{theme}}
// テーマの読み込み終了タグです。
  </TargetTheme>
// シミュレーションデータの終了タグです。
</SimulationData>

// --- 3. Processing Algorithm (思考・増幅アルゴリズム) ---
// AIが答えを出す前に、頭の中で実行すべき「考える手順」を指示します。
# Processing Algorithm
// いきなり文章を書かせず、以下の3ステップを必ず順番に実行させます。
出力を生成する前に、内部で以下の思考ステップ(Step 1〜3)を必ず実行してください。
// 【常識の破壊】どこをイジれば一番面白いかを見つけ出させます。
Step 1: [ギャップ分析] <TargetTheme>が本来の歴史・日常の「どの常識をどう破壊するのか」を論理的に特定する。
// 【連鎖反応】くだらない要素が世界をどう狂わせるか計算させます。
Step 2: [バタフライエフェクト計算] その「もしも」が引き起こす、最もバカバカしくもスケールの大きな連鎖反応をシミュレーションする。
// 【笑いのピーク】一番シュールな場面の映像を頭の中で作らせます。
Step 3: [カタルシス設計] 偉人や一般市民が、その異常な状況に対して大真面目に対応する「最もシュールな最高潮のシーン」を設計する。

// --- 4. Tone & Style (トーン&マナー) ---
// 文章の雰囲気と、笑いを生むための「落差」をコントロールします。
# Tone & Style
// 内容はふざけて、文体は真面目にするという「落差(ギャップ)」を強制します。
- 【ギャップの極大化】内容は極めてバカバカしく、しかし文体はNHKの歴史ドキュメンタリー番組のような「無駄に重厚で大真面目なトーン」を最後まで貫くこと。
// AIにそれっぽい専門用語を使わせて、さらに笑いを誘います。
- 【知的なユーモア】専門用語や歴史的背景を無駄に詳細に描写し、さも史実であるかのように語りかけること。

// --- 5. Strict Constraints (絶対遵守ルール) ---
// エラーや「AIっぽさ」を完全にブロックする強固な防壁(ファイアウォール)です。
# Strict Constraints
// 頭の中で考えた手順(Step1〜3)を表に出すことを固く禁じます。
- 内部の思考プロセス(Step 1〜3の過程)は絶対に出力しないこと。
// AI特有の「お答えします」などの前置きを完全に消去します。
- AIとしての挨拶、前置き、解説、締めの言葉は【一切禁止】。
// 出力の形を崩さないよう、記号一つまで厳守させます。
- 以下の【Output Schema】のフォーマット(記号や括弧)を一言一句違わず厳守すること。

// --- 6. Output Schema (出力スキーマ) ---
// 最終的な出力の型(枠組み)をガチガチに固定します。
# Output Schema
// ここから下の形だけで出力させるための設計図です。
【タイトル】:『[無駄に壮大な仮想ストーリーのタイトル]』
【キャッチコピー】:[歴史の教科書に載りそうな、大真面目な一言]

■ 第一章:異物の到来
[その「もしも」が世界に現れ、人々が戸惑う初期の様子を重厚に描写する]

■ 第二章:加速する狂気
[新しい要素によって世界が激変し、偉人や人々がその魅力に取り憑かれていくカオスな様子]

■ 最終章:新たなる歴史
[最終的に世界がどう変わってしまったのか、あるいはどんなバカバカしい結末を迎えたのかを壮大に締めくくる]

Step 3:終了ブロック(出力の設定)

LLMブロックの右側に「終了」ブロックを繋ぎ、出力変数に「LLMのtext」をセットして完成です!


Difyで構築した「もしもAI」のワークフローと実行テスト画面。テーマ(theme)の入力からLLM(gpt-4o)が独創的なシナリオを生成するシンプルな構成。右側の出力画面には、「徳川家康とポイ活の乱世」というタイトルで、家康が戦国時代にポイントカードによる全国制覇を目指すという、シュールで爆笑を誘う「もしもストーリー」が第一章から最終章まで構造化されて表示されている。

まとめ

今回は「もしも○○だったらAI」を通して、プロ仕様のプロンプト設計を学びました。 AIをただの「便利な道具」で終わらせるか、「天才脚本家」に変えるかは、私たち人間の「指示の出し方(配管)」次第。 XMLタグで情報を整理し、思考プロセスを明文化し、厳格なルールで縛る。この技術は、仕事の自動化にもそのまま応用できます。今回はやや受けでした。まあ一つの経験という事で。

日常のくだらない妄想を、AIで最高のアートに変えてみませんか?49歳の再スタート、まだまだこれからが面白い!一緒に突っ走りましょう

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