1. マッチングアプリの自己紹介、何を書けばいいかわからない問題
皆さんこんにちは、横浜で清掃業をしているヤスです。
のアプリを作りましたね。今回はこれにしました。
マッチングアプリを始めたはいいけれど、自己紹介文で手が止まる——そんな経験はありませんか?
「趣味は映画鑑賞です」「よろしくお願いします」。書いてみたけどなんだかパッとしない。かといって長く書きすぎると読まれない気がする。何度書き直しても「これでいいのか」という不安が消えない…。
実はマッチングアプリの自己紹介文には、いいねが増える「型」があります。書き出しのフック、具体的なエピソード、返信したくなる質問の仕込み方——こうした要素を自然に組み込むことで、同じ情報量でも反応率が大きく変わります。
今回紹介するのは、Difyで作れる「マッチングアプリ自己紹介文ライター」です。趣味・性格・使うアプリを入力するだけで、AIが3パターンの自己紹介文を自動生成してくれます。コードは一行も書きません。
シリーズ第3弾となる今回は変数が8つと最多ですが、手順は同じです。この記事を読みながら進めれば10〜15分で完成します。
2. 完成イメージ|こんな自己紹介文が自動で出てきます
完成したアプリに以下を入力します。
- 性別:男性 / 年齢:28歳 / 職業:ITエンジニア
- 趣味:週末のサイクリング・料理(最近パスタにはまってます)・映画鑑賞
- 性格:のんびりしてるけど好きなことには熱中するタイプ
- 使うアプリ:Pairs / 文章の長さ:標準(200〜300字)
すると以下のような3パターンが一度に出てきます。
▼ 出力サンプル
【パターン1|フレンドリー・親しみやすい】 週末はロードバイクで100kmくらい走ってから、 帰宅して自炊するのが最近の楽しみです🚴 先週初めてカルボナーラを1から作ったら、 意外とうまくできてひとり祝杯をあげました笑 普段はのんびりしてますが、好きなことには ちょっとこだわるタイプです。 おいしいものの話、ぜひ聞かせてください! (文字数:141字) 【パターン2|誠実・落ち着いた】 休日はサイクリングや料理をして過ごすことが多いです。 最近はパスタの奥深さにはまっていて、週末ごとに いろいろなソースを試しています。 仕事はITエンジニアをしています。 穏やかな性格だと言われますが、好きなことには 一直線なところがあります。 一緒においしいものを食べに行ける方と、 ゆっくりお話しできたら嬉しいです。 (文字数:152字) 【パターン3|ユーモア・個性派】 エンジニアです。週末は自転車で100km走って、 帰ったらパスタを作ります。体と胃袋が矛盾してます。 料理は最近カルボナーラをマスターしました。 次の目標はラザニアです(野心的)。 のんびり屋ですが、好きなことへの熱量は わりと高めです。 好きな食べ物、教えてもらえますか? (文字数:129字)
💡 3パターン出力されるので、自分のキャラや相手に合わせて選ぶだけでOKです。
3. Difyとは?(初めての方向け30秒解説)
DifyはノーコードでオリジナルのAIアプリを作れるツールです。プログラミングの知識がなくても、入力フォームとプロンプト(AIへの指示文)を設定するだけでアプリが完成します。無料プランで今回のアプリは全て作れます。まだアカウントを持っていない方はdify.aiから登録してください。
4. 過去2作との違い|シリーズ最多の変数8つ
これまでのシリーズと比較するとこうなります。
| 比較項目 | 断り文句代行くん | 数字→報告書変換くん | 自己紹介文ライター |
| 変数の数 | 4つ | 7つ | 8つ(最多) |
| 出力パターン | 3パターン | 1パターン | 3パターン |
| 入力内容 | 状況・感情系 | 数字・データ系 | 自己情報系 |
| AIの処理 | 文体変換 | 計算+文章化 | 個性の言語化 |
| 難易度 | ★☆☆☆☆ | ★★☆☆☆ | ★★☆☆☆ |
変数が8つと最多ですが、手順は全く同じです。表を見ながら1つずつ追加していくだけなので焦らず進めましょう。
5. 事前準備|必要なものはこれだけ
- Difyアカウント(無料プランでOK)→ dify.ai から登録
- ブラウザ(Chrome推奨)
- 所要時間:10〜15分
プログラミングの知識は一切不要です。
6. 【作り方】ステップごとに丁寧に解説
STEP 1|新しいアプリを作成する
- Difyにログインして「アプリを作成」をクリック
- 種類は「チャットボット」を選ぶ
- アプリ名に「マッチングアプリ自己紹介文ライター」と入力
- 「作成する」をクリック
💡 アイコンや説明文は後から変更できるので今は空欄でOKです。
STEP 2|入力フォームを設定する(変数8つ)
「オーケストレーション」画面の「変数」エリアから「+追加」で以下の8つを設定します。
| 変数名 | 表示名 | 種類 | 必須 |
| gender | 自分の性別 | セレクトボックス | ✅ 必須 |
| age | 年齢 | テキスト(短文) | ✅ 必須 |
| job | 職業・仕事内容 | テキスト(短文) | ✅ 必須 |
| hobby | 趣味・好きなこと | テキスト(長文) | ✅ 必須 |
| personality | 自分の性格 | テキスト(長文) | ✅ 必須 |
| ideal | 理想の相手・関係性 | テキスト(長文) | 任意 |
| app | 使うアプリ | セレクトボックス | ✅ 必須 |
| length | 文章の長さ | セレクトボックス | ✅ 必須 |
各セレクトボックスに登録する選択肢は以下のとおりです。
「gender」の選択肢
- 男性
- 女性
- その他・回答しない
「app」の選択肢
- Pairs(ペアーズ)
- with
- Omiai
- Hinge
- Tinder
- その他
「length」の選択肢
- 短め(150字以内)
- 標準(200〜300字)
- しっかりめ(400字以上)
⚠️ hobby・personality・idealは必ず「長文テキスト(paragraph)」を選んでください。短文だと入力欄が狭くて使いにくくなります。
STEP 3|プロンプトを貼り付ける【全文コピーOK】
「プロンプト」欄に以下をそのままコピーして貼り付けてください。
▼ プロンプト全文
# Role & Expertise あなたは「マッチングアプリ自己紹介文ライター」です。 恋愛心理学・パーソナルブランディング・マッチングアプリ攻略の 専門知識を持つプロフィールライターです。 ユーザーの情報を受け取り、「この人に会いたい」と思わせる 自己紹介文を作ることを最大の使命としています。 スペック羅列ではなく、人柄・温度感・会話のきっかけを 自然に埋め込んだ文章で、いいね数・マッチ率を最大化します。 # Input Variables – 性別 :{{gender}} – 年齢 :{{age}} – 職業 :{{job}} – 趣味・好きなこと:{{hobby}} – 性格 :{{personality}} – 理想の相手 :{{ideal}} – 使うアプリ :{{app}} – 文章の長さ :{{length}} # Pre-Processing(出力前に必ず行う内部処理) 以下を頭の中で処理してから書くこと。 この思考プロセス自体は絶対に出力しないこと。 Step1|ペルソナ設定 – 男性プロフィール:安心感・誠実さ・一緒にいて楽しそうな雰囲気を最優先 – 女性プロフィール:自分らしさ・明るさ・一緒にいたい空気感を最優先 Step2|アプリトーン選択 – Pairs・Omiai → 丁寧・誠実。真剣交際を前提とした落ち着いたトーン – with・Hinge → カジュアルだが誠実。自然体で親しみやすいトーン – Tinder → テンポよくライト。最初の2文で引きつける構成 Step3|フック素材の抽出 {{hobby}}と{{personality}}から「この人と話してみたい」と 思わせる具体的なエピソード・場面を1つ選ぶ Step4|理想の相手の組み込み {{ideal}}がある場合 → 押しつけにならない自然な表現で最後のひと言に組み込む {{ideal}}が空欄の場合 → オープンな質問で締める Step5|文字数調整 – 短め(150字以内) → フック1つ+質問のみ – 標準(200〜300字) → フック+人柄+質問の三段構成 – しっかりめ(400字以上)→ フック+人柄+日常描写+理想+質問 # Rules ## Must – 書き出しは「はじめまして」以外から始める – {{hobby}}の具体的なエピソードを必ず1つ入れる – 文末に「返信したくなる質問・話題のきっかけ」を必ず1つ仕込む – 各パターンの文字数を(文字数:XX字)の形で必ず明記する – {{length}}の文字数範囲を守る(±20字以内) – 3パターンは書き出し・構成・雰囲気を明確に変える ## Must Not – 「優しい」「明るい」だけの抽象的な性格表現で終わらせない – スペック自慢に見える書き方をしない – ネガティブ・卑下表現を使わない – 絵文字は全パターン通じて合計3個以内 – 「よろしくお願いします」「仲良くしてください」で締めない – パターン間で同じフレーズ・書き出しを使い回さない # Output Format — 【パターン1|フレンドリー・親しみやすい】 (書き出しで笑顔が浮かぶような、テンポよい文体) {文章} (文字数:XX字) — 【パターン2|誠実・落ち着いた】 (信頼感・安心感を前面に出した、丁寧で温かい文体) {文章} (文字数:XX字) — 【パターン3|ユーモア・個性派】 (クスッとさせる表現や意外な切り口で記憶に残る文体) {文章} (文字数:XX字) — 💡 このプロフィールへのアドバイス (文章以外のアドバイス〈写真・並び順など〉も含めて2〜3文で) # Quality Check(出力前の自己チェック) □ 3パターンの書き出しはすべて異なるか □ 「はじめまして」で始まっていないか □ 具体的なエピソードが入っているか □ 文末に質問・話題のきっかけがあるか □ 文字数は{{length}}の範囲内か □ 絵文字は3個以内か # Output Language 必ず日本語で出力すること。
💡 {{gender}}や{{app}}のような二重中括弧部分がSTEP2で作った変数と自動的に紐づきます。
STEP 4|動作テストをする
右側の「デバッグとプレビュー」パネルで以下のサンプルを入力してテストしてみましょう。
| 項目 | 入力内容 |
| 性別 | 男性 |
| 年齢 | 28 |
| 職業 | IT企業のエンジニア |
| 趣味 | 週末のサイクリング、料理(最近パスタにはまってます)、映画鑑賞 |
| 性格 | のんびりしてるけど好きなことには熱中するタイプ |
| 使うアプリ | Pairs(ペアーズ) |
| 文章の長さ | 標準(200〜300字) |
3パターンの自己紹介文が出てきたら成功です!実行ボタンが見当たらない場合は、プレビューエリアを一番下までスクロールしてみてください。必須項目(性別・年齢・職業・趣味・性格・使うアプリ・文章の長さ)を全て入力しないと実行ボタンが現れない仕様です。

STEP 5|公開して使い始める
右上の「公開する」ボタンをクリックするだけで完成です。発行されたURLをスマホのホーム画面に追加しておけば、アプリのように使えます。友人にシェアしても喜ばれます。
7. このプロンプトが優秀な3つの理由
① Pre-Processing × Quality Checkの二段構え
出力前に「Step1〜5」の思考プロセスを経てから書くよう指示しています。さらに出力直前にはQuality Checkで6項目を自己確認させます。この二段構えにより、「はじめましてで始まる」「文字数オーバー」などのよくあるミスが大幅に減ります。
② アプリごとのトーン定義
Pairs・Tinder・withなどアプリによってユーザー層や雰囲気が違います。プロンプト内でアプリごとの文体を定義することで、選択したアプリに最適化された文章が生成されます。
③ 3パターンを「別物」として生成
「パターン間で同じフレーズ・書き出しを使い回さない」とMust Notで明示しています。これがないとAIは3パターンを「同じ内容のトーン違い」として生成してしまいます。明示することで、書き出し・構成・アプローチが全て異なる本当の3択になります。
8. さらに便利にする4つのカスタマイズ
① 最初のメッセージ文も生成する
Output Formatに「【おすすめの最初のひと言】」セクションを追加するだけで、マッチング後の最初のメッセージ文も同時に生成できるようになります。
② 写真の撮り方アドバイスを追加する
「💡 アドバイス」のセクションに「プロフィール写真はどんな場面が合うか」を含めるよう指示を追記するだけで、文章以外の改善アドバイスも出てくるようになります。
③ 英語プロフィールにも対応する
変数に「言語(日本語 / English)」を追加して、プロンプトに「{{language}}で出力すること」と加えるだけでHinge・Tinderの英語プロフィールにも対応できます。
④ 女性向け専用版を別アプリで作る
genderを変数ではなくプロンプト内で固定した「女性向け専用版」を別アプリとして作ると、入力項目が1つ減ってより使いやすくなります。
9. よくある質問(FAQ)
Q1. 無料プランで全部作れますか?
はい。今回紹介した内容はDifyの無料プランの範囲内で全て作れます。
Q2. 生成された文章をそのまま使っていいですか?
そのまま使ってもOKですが、自分の言葉を少し加えるとより自然になります。たたき台として使い、細部を自分でアレンジするのがおすすめです。
Q3. 実行ボタンが出てきません
必須項目(性別・年齢・職業・趣味・性格・使うアプリ・文章の長さ)が全て入力されているか確認してください。また、プレビューエリアを一番下までスクロールするとボタンが現れます。
Q4. ChatGPTで同じことはできますか?
プロンプトをChatGPTに貼り付ければ同様の出力は得られます。ただしDifyのアプリにすることで、毎回プロンプトを貼り直す手間がなくなり、フォームに入力するだけで使えるようになるのが大きな違いです。
10. まとめ
今回作った「マッチングアプリ自己紹介文ライター」のポイントをまとめます。
- 変数8つ+プロンプト1つで完成。コードは一切不要
- 性別・アプリ・文章の長さに応じて最適化された3パターンを自動生成
- Pre-Processing × Quality Checkの二段構えで出力品質が安定
- 自分でも使えて、友人にシェアしても喜ばれる実用アプリ
自己紹介文を考える時間はゼロにして、その分だけ実際のコミュニケーションに集中しましょう。Difyのアプリは一度作れば何度でも使えます。ぜひ今日中に完成させてみてください。
今回もチャットボットでシンプルに作ってみました。これも作りやすいと思います。
xもやってるので良かったら見に来てください
次回も是非お楽しみに!


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