【10分】DifyでAIパーソナルトレーニングメニュー作成アプリを作る方法【コード不要】

Difyを活用して、49歳・IT未経験から健康的な肉体改造を目指す「専属AIトレーナーエージェント」の構築・活用方法を解説したアイキャッチ画像。作業着姿の男性(ヤス)が、スマートフォンから飛び出す週間のトレーニング計画(筋トレ、有酸素、休息)やダンベル、健康状態を示す人体図のホログラムを背に、力強いガッツポーズで「継続は力なり」と挑戦を宣言しているイメージ図。 Difyチャットボット・エージェント

1. 「何から始めればいいかわからない」トレーニング初心者あるある

皆さんこんにちは、横浜で清掃業をしているヤスです。

前回はDifyでマッチングアプリAI自己紹介文ライター

のアプリを作りましたね。今回はこちらです。

ダイエットしよう、筋肉をつけよう、体力をつけよう——と決意はしたものの、「何をどの順番でやればいいかわからない」という壁にぶつかったことはありませんか?

YouTubeで調べると情報が多すぎて混乱する。ジムに通い始めたはいいけどマシンの使い方がわからない。自宅でやろうとしたら何の器具もない——こういった悩みを抱えたまま、結局続かなくなってしまうパターンは非常によくあります。

さらに厄介なのが「自分の体の悩み」です。膝が痛い、腰が不安、肩を痛めたことがある——こうした個人的な事情を考慮してくれるトレーニングメニューは、パーソナルトレーナーに依頼しないとなかなか手に入りません。

今回紹介するのが、Difyで作れる「パーソナルトレーニングメニュー作成くん」です。目標・体力レベル・使える器具・体の悩みを入力するだけで、AIがその人専用の週間トレーニングメニューを自動設計してくれます。しかも怪我リスクを考慮した安全設計付きです。

コードは一行も書きません。この記事を読みながら進めれば10〜15分で完成します。

2. 完成イメージ|こんなメニューが自動で出てきます

完成したアプリに以下を入力します。

  • 目標:ダイエット・脂肪燃焼
  • 体力レベル:初心者(ほぼ運動していない)
  • 週の運動日数:週3日 / 1回あたりの時間:30分以内
  • 使える器具:自宅・器具なし
  • 年齢:40 / 体の悩み:腰が痛い

すると以下のようなメニューが自動生成されます。

実際の出力サンプル

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 🏋️ あなた専用の週間トレーニングメニュー ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 🎯 目標 :ダイエット・脂肪燃焼 📊 レベル:初心者(ほぼ運動していない) 📅 頻度 :週3日 / 1回30分以内 ■ プラン設計の方針 週3日の全身法(A・B・A交互)を採用します。 大筋群を重点的に鍛え、脂肪燃焼効率を高めます。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【 Day1:全身トレーニングAの日 】 ⏱ 推定所要時間:30分(ウォームアップ含む) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 🔥 ウォームアップ(5分) └ 軽い全身ジョギングと動的ストレッチ ┌───────────────────────── │ ① チェアスクワット(Chair Squat) ├───────────────────────── │ 🔁 回数  :2セット × 15rep │ ⏸ インターバル:60秒 │ 👁 フォームポイント:膝がつま先を超えないようにする │ 💬 理由:大腿四頭筋を鍛えます。膝への負担を軽減した浅いフォームで。 └───────────────────────── ⚠️ 注意事項 腰痛のためデッドリフト系を除外。代わりに 体幹強化種目(プランク・バードドッグ)を採用しました。 💡 継続のコツ 無理なく続けることが大切です。 まずは運動習慣をつけることを最優先にしましょう。 📅 2〜4週後のステップアップ レップ数を増やす→セット数を増やす→新種目を追加の順で。

💡 腰痛を考慮してデッドリフト系が自動的に除外され、代替種目が提案されています。

3. Difyとは?(初めての方向け)

DifyはノーコードでオリジナルのAIアプリを作れるツールです。プログラミング不要で、入力フォームとプロンプト(AIへの指示文)を設定するだけでアプリが完成します。無料プランで今回のアプリは全て作れます。dify.aiから登録できます。

4. シリーズ4作の比較

比較項目断り文句代行くん報告書変換くん自己紹介文ライタートレーニング作成くん
変数の数4つ7つ8つ7つ
出力の特徴3パターン1文書3パターン曜日別プラン
特徴感情配慮系数値処理系個性言語化系安全設計系
難易度★☆☆★★☆★★☆★★☆

今回の最大の特徴は「安全性スクリーニング」です。年齢・体の悩みに応じて危険な種目を自動的に除外し、代替種目を提案するプロンプト設計が他の3作と大きく異なります。

5. 事前準備|必要なものはこれだけ

  • Difyアカウント(無料プランでOK)→ dify.ai から登録
  • ブラウザ(Chrome推奨)
  • 所要時間:10〜15分

6. 【作り方】ステップごとに丁寧に解説

STEP 1|新しいアプリを作成する

  1. Difyにログインして「アプリを作成」をクリック
  2. 種類は「チャットボット」を選ぶ
  3. アプリ名に「パーソナルトレーニングメニュー作成くん」と入力
  4. 「作成する」をクリック

STEP 2|入力フォームを設定する(変数7つ)

「変数」エリアの「+追加」から以下の7つを設定します。

変数名表示名種類必須
goalトレーニングの目標セレクトボックス✅ 必須
level現在の体力レベルセレクトボックス✅ 必須
days週に運動できる日数セレクトボックス✅ 必須
time1回あたりの時間セレクトボックス✅ 必須
equipment使える器具・環境テキスト(長文)✅ 必須
age年齢数値(number)✅ 必須
trouble体の悩み・注意点テキスト(長文)任意

各セレクトボックスに登録する選択肢は以下のとおりです。

「goal」の選択肢

  • ダイエット・脂肪燃焼
  • 筋肉をつけたい(筋肥大)
  • 体力・持久力アップ
  • 姿勢改善・体のバランス
  • 健康維持・運動習慣づくり

「level」の選択肢

  • 初心者(ほぼ運動していない)
  • 初級(たまに運動する程度)
  • 中級(週2〜3回は運動している)
  • 上級(毎日トレーニングしている)

「days」の選択肢

  • 週2日
  • 週3日
  • 週4日
  • 週5日以上

「time」の選択肢

  • 30分以内
  • 30〜60分
  • 60〜90分
  • 90分以上

⚠️ age」は必ず「数値(number)」タイプを選んでください。テキストではなく数値型にすることで安全性スクリーニングが正確に機能します。

STEP 3|プロンプトを貼り付ける【全文コピーOK】

「プロンプト」欄の一番最初の行に以下を追加してください。これがないとAIが情報を聞き返してしまいます。

ユーザーが「実行」と入力したら、Input Variablesの変数を参照して すぐにトレーニングメニューを出力してください。 追加の質問や確認は一切不要です。

続けて以下のプロンプト全文を貼り付けてください。

プロンプト全文(冒頭の3行の後に続けて貼り付ける)

# Role & Expertise あなたは「パーソナルトレーニングメニュー作成くん」です。 スポーツ科学・トレーニング理論・機能解剖学・栄養学の知識を持つ プロのパーソナルトレーナーです。 # Input Variables – トレーニングの目標 :{{goal}} – 現在の体力レベル  :{{level}} – 週に運動できる日数 :{{days}} – 1回あたりの時間  :{{time}} – 使える器具・環境  :{{equipment}} – 年齢        :{{age}} – 体の悩み・注意点  :{{trouble}} # Pre-Processing(出力前に必ず行う内部処理) Step1|安全性スクリーニング(最優先) – 50代以上×初心者 → 高衝撃種目を除外 – 膝の痛み → スクワット系を軽量化・代替 – 腰の痛み → デッドリフト系を除外 – 肩の痛み → オーバーヘッド系を除外 Step2|器具スクリーニング – 器具なし → 自重種目のみ – ダンベルあり → 自重+ダンベル – ジム → 全種目使用可 Step3|週間構成の決定 – 週2日 → 全身法(A・B交互) – 週3日 → 全身法(A・B・A交互) – 週4日 → 4分割 – 週5日以上 → 5分割 Step4|ボリューム設計 – 30分以内 → 種目3〜4・各2セット – 30〜60分 → 種目4〜6・各3セット – 60〜90分 → 種目6〜8・各3〜4セット – 初心者 → 12〜15rep・インターバル90秒 – 中級 → 8〜12rep・インターバル60〜90秒 – 上級 → 6〜10rep・インターバル45〜60秒 Step5|ウォームアップ・クールダウン設計 各セッション前後に必ず組み込む(各5分) # Rules ## Must – {{trouble}}がある場合は「⚠️注意」として代替種目と理由を明記 – 各種目にフォームの最重要ポイントを1行で添える – 初心者・初級には「なぜこの種目か」の理由を添える – 各セッションの推定所要時間を明記 – 種目名はカタカナ表記(英語名を括弧内に併記) – Day2・Day3など全日程の種目を省略せず全て出力する ## Must Not – Step2で除外したカテゴリの器具を使う種目を入れない – 同じ部位を連続した日に鍛えるスケジュールを組まない – 初心者にBig3の高重量バリエーションを提案しない # Output Format ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 🏋️ あなた専用の週間トレーニングメニュー ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 🎯 目標 :{{goal}} 📊 レベル:{{level}} 📅 頻度 :{{days}} / 1回{{time}} ───────────────────────── ■ プラン設計の方針 ───────────────────────── (分割方法とその理由。2〜3文で。) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【 Day1:〇〇の日 】 ⏱ 推定所要時間:XX分(ウォームアップ含む) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 🔥 ウォームアップ(5分) └ 〜〜〜 ┌───────────────────────── │ ① 種目名(英語名) ├───────────────────────── │ 🔁 回数  :Xセット × Xrep │ ⏸ インターバル:XX秒 │ 👁 フォームポイント:〜〜〜 │ 💬 理由(初心者・初級のみ):〜〜〜 └───────────────────────── (②以降も同様。省略せず全種目出力すること) 🧘 クールダウン(5分) └ 〜〜〜 (Day2以降も全日程を省略せず同様に繰り返す) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ⚠️ 注意事項 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ({{trouble}}がある場合のみ出力。ない場合は省略) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 💡 継続のコツ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ({{level}}と{{goal}}に合わせたアドバイス。2〜3文) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 📅 2〜4週後のステップアップ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ (負荷の上げ方・種目の追加方法を具体的に) # Output Language 必ず日本語で出力すること。

💡 プロンプトの文字数は約2900字です。Difyのプロンプト欄に全てそのまま貼り付けてください。

STEP 4|動作テストをする

右側の「デバッグとプレビュー」パネルで以下のサンプルを入力してテストしましょう。

項目入力内容
トレーニングの目標ダイエット・脂肪燃焼
現在の体力レベル初心者(ほぼ運動していない)
週に運動できる日数週3日
1回あたりの時間30分以内
使える器具・環境自宅・器具なし
年齢40
体の悩み・注意点腰が痛い

フォームに入力後、チャット欄に「実行」と入力して送信ボタンを押してください。曜日ごとのメニューが出てきたら成功です!

⚠️ チャット欄を空欄のまま送信しようとすると実行されません。必ず「実行」と入力してから送信してください。

実行ボタンが見当たらない場合はプレビューエリアを一番下までスクロールしてみてください。

Difyで構築した「パーソナルトレーニングメニュー作成AI」のオーケストレーション画面。左側には継続のコツやステップアップのアドバイスを生成するシステムプロンプト、右側のデバッグ画面には「ダイエット・脂肪燃焼」を目標とする「初心者」向けに、週3回・1回30分以内で自宅(器具なし)でできる、腰痛などの体の悩みに配慮した個別のトレーニングメニューが自動生成されている様子。

STEP 5|公開して使い始める

右上の「公開する」ボタンをクリックするだけで完成です。公開URLをスマホのホーム画面に追加しておけば、毎週のトレーニング前にすぐ使えます。

7. つまずきやすいポイントと解決方法

症状解決方法
AIが情報を聞き返してくるプロンプト冒頭に「実行と入力したらすぐ出力」の3行を追加する
実行ボタンが出てこないプレビューエリアを一番下までスクロールする
Day2・Day3が「同様に繰り返す」と省略されるMust に「全日程を省略せず出力すること」を追記する
出力が見にくいOutput Formatに━━━や┌─└の罫線を使ったフォーマットを指定する
器具なしなのにダンベル種目が出るStep2の器具スクリーニングがプロンプトに正しく入っているか確認

8. このプロンプトが優秀な3つの理由

① 安全性スクリーニングが最優先

Pre-ProcessingのStep1で年齢・体の悩みに応じた除外種目を判定してからメニューを設計します。「腰が痛い→デッドリフト系を除外→体幹強化種目に代替」という流れが自動で行われます。一般的なトレーニングアプリにはない安全設計です。

② 器具スクリーニングで的外れな種目が出ない

「器具なし」と入力すれば自重種目のみ、「ジム」と入力すればマシン種目まで使えるという判定をStep2で行います。「ダンベルがないのにダンベル種目が出てきた」という的外れな出力を防ぎます。

③ 全日程を省略せず出力させるルール

AIは文字数節約のためにDay2以降を「同様に繰り返す」と省略しがちです。Must に「全日程を省略せず全種目出力すること」と明記することで、Day1からDay5まで全て具体的に出力されるようになります。

9. さらに便利にする4つのカスタマイズ

① 食事アドバイスも追加する

Output Formatの最後に「🥗 食事のポイント」セクションを追加するよう指示すると、トレーニングに合わせた食事アドバイスも一緒に出力されます。

② 4週間プログラムに拡張する

Output Formatを「Week1〜Week4」の構成に変更し、毎週少しずつ負荷が上がる4週間プログラムとして出力させることもできます。

③ 種目ごとにYouTube検索ワードを添える

Mustに「各種目にYouTubeで検索できるキーワードを(検索:〇〇)の形で添える」と追記するだけで、フォーム確認用の動画を見つけやすくなります。

④ 進捗記録機能を追加する

チャットで「今日のDay1完了!」と入力すると励ましの言葉と次回への準備ヒントを返してくれるよう、プロンプトに追記することで継続サポート機能も追加できます。

10. よくある質問(FAQ)

Q1. 無料プランで全部作れますか?

はい。今回紹介した内容はDifyの無料プランの範囲内で全て作れます。

Q2. 医療的な怪我がある場合も使えますか?

このアプリは一般的なトレーニングの参考として使うものです。医師から運動制限を受けている場合や、治療中の怪我がある場合は必ず医師に相談してから使用してください。

Q3. スマホからでも使えますか?

公開URLにスマホからアクセスすれば使えます。ホーム画面に追加しておくとアプリのように使えて便利です。

Q4. 出力されたメニューは毎回変わりますか?

同じ入力をしても毎回微妙に異なるメニューが出力されます。気に入ったメニューはコピーして保存しておくことをおすすめします。

11. まとめ

今回作った「パーソナルトレーニングメニュー作成くん」のポイントをまとめます。

  • 変数7つ+プロンプト1つで完成。コードは一切不要
  • 年齢・体の悩みに応じた安全性スクリーニングで怪我リスクを低減
  • — 以上 —
  • 器具の有無を判定して使える種目だけでメニューを設計
  • 初心者から上級者まで・自宅からジムまで幅広く対応
  • チャットで「実行」と入力するだけで即出力

パーソナルトレーナーに月数万円払わなくても、自分専用のトレーニングメニューが10分で手に入る時代になりました。ぜひ今日中に作って、明日のトレーニングから使ってみてください。

今回はプロンプトを何度か修正しましたが、

やはりすんなりできました。皆様に簡単に作ってもらえるよう

チャットボットでの作成です。

xもやってるので良かったら見に来てください

私のエックス

次回も是非お楽しみに!

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