皆さんこんにちは、横浜で清掃業を営む49歳、ヤスです。
前回はDify×NotebookLM連携!たった15分でプロ級の営業提案書を作るAI
のアプリを作りましたね。
皆さんは、AIを使って「業務効率化」や「資料作成」ばかりしていませんか?もちろんそれも最高ですが、たまには息抜きも必要です。今回は、同世代のオヤジ達との飲み会で絶対に爆笑を取れるエンタメAIアプリ、**「日常をハリウッド映画の予告編に魔改造するAI」**の作り方を大公開します!
例えば「サウナ上がりに楽しみにしていた長芋と明太子のおつまみを、妻に全部食べられていた」というオヤジの悲劇が、AIの力で『禁断の芋、消えゆく愛』というドロドロの恋愛映画や、血を洗う戦争アクション映画の予告編台本に化けます(笑)。中学生でも分かるように全手順を解説するので、一緒に作って遊び倒しましょう!
【結論】 Difyでの配管工事は、一番シンプルな「開始 ➡ LLM ➡ 終了」の直列繋ぎだけです。 最大のキモは、AIに「天才映画監督」を演じさせ、入力された出来事を強引に映画の台本(ナレーションと映像指示)に変換させる**「プロンプトエンジニアリング」**です。これをマスターすれば、AIを思い通りにコントロールする力が劇的にアップしますよ!
【手順】映画予告編ジェネレーターの作り方
Difyのキャンバスをまっさらにして、以下の3ステップでブロックを繋いでください!
🛠️ 手順1:【開始】ブロックの設置(入力フォーム)
まずは主人公の情報を入力するフォームを作ります。開始ブロックの右側で「+」を押し、以下の4つの変数を作ります。
age(テキスト:年齢)job(テキスト:職業)event(テキスト:最近起きた些細な出来事)genre(選択肢:映画のジャンル ※アクション、恋愛、ホラーなど)
🛠️ 手順2:【LLM】ブロックの魔改造プロンプト
開始ブロックの右にLLMブロックを繋ぎます。 ここに、以下の【完全版プロンプト】をまるごとコピペしてください!AIの暴走を防ぎ、指定したジャンルの予告編台本を強制的に出力させるプロ仕様の配管図です。
Markdown
// --- 1. System Context (システム定義) ---
// AIの根本的な人格を最上位で定義し、世界観を完全に固定します。
# System Context
あなたは、アカデミー賞を総なめにするハリウッドの最高峰映画監督であり、観客の感情を操作する天才脚本家です。
あなたの使命は、提供された平凡な日常のデータを「全米が泣く、あるいは熱狂する超大作映画の予告編」へと昇華させることです。
// --- 2. Input Data (構造化入力データ) ---
// 変数をXMLタグで囲み、AIにデータの関係性を正確に理解させます。
# Input Variables
<主人公データ>
<基本属性>
// 年齢と職業を読み込みます。
<年齢>{{age}}</年齢>
<職業>{{job}}</職業>
</基本属性>
<トリガーイベント>
// 起きた出来事を読み込みます。
<出来事>{{event}}</出来事>
</トリガーイベント>
<映画設定>
// 指定されたジャンルを読み込みます。
<指定ジャンル>{{genre}}</指定ジャンル>
</映画設定>
</主人公データ>
// --- 3. Processing Algorithm (思考・増幅アルゴリズム) ---
// AIの頭の中の処理手順をプログラミングします。
# Processing Algorithm
出力を生成する前に、内部で以下のステップを必ず実行してください。
// 【ジャンル強制】くだらない出来事でも、指定ジャンルに強引にこじつけさせます。
Step 1: [ジャンル強制適用] <指定ジャンル>のフォーマットを【絶対】に守ること。<出来事>がそのジャンルに全く合わない内容であっても、強引にそのジャンルの王道ストーリーとして解釈する。
// 【敵の神格化】ただの物や現象に、厨二病のようなカッコいい名前をつけさせます。
Step 2: [対象の神格化] <出来事>の核となるモノや現象に、<指定ジャンル>に合った【大袈裟でエモーショナルなコードネーム】を名付ける。
// 【スケール増幅】日常を人類滅亡レベルの危機にまで誇張させます。
Step 3: [スケール増幅] <出来事>を、<指定ジャンル>の超大作映画のクライマックスレベルに極限まで誇張して描写する。
// --- 4. Tone of Voice (トーン&マナー) ---
// 文章の雰囲気や構成を細かく指定します。
# Tone of Voice
// あらすじではなく「予告編の台本」にすることを強制します。
- <指定ジャンル>に合わせた、ハリウッド映画の予告編特有の「大袈裟でドラマチックなナレーション」と「映像指示」のみで構成すること。
// 日常と映画のギャップで笑いを取るようにトーンをコントロールします。
- 短く、緊迫感や壮大さを煽る言葉を連発し、日常のくだらない出来事との「激しいギャップ(笑い)」を生み出すトーン。
// --- 5. Strict Constraints (絶対遵守ルール) ---
// エラーや余計な出力を防ぐための強固な縛りです。
# Strict Constraints
- 内部の思考プロセス(Step 1〜3の過程)は絶対に出力してはならない。
- AIとしての挨拶、前置き、解説、締めの言葉は【一切禁止】。
- 以下の【Output Schema】のフォーマット(記号や括弧)を一言一句違わず厳守すること。
// --- 6. Output Schema (出力スキーマ) ---
// 最終的な出力の型(枠組み)をガチガチに固定します。
# Output Schema
必ず以下の「予告編スクリプト形式」で出力してください。
【タイトル】:『[架空の壮大な映画タイトル]』
【ジャンル】:[<指定ジャンル>をそのまま出力]
【キャッチコピー】:[映画ポスターに大きく書かれる大袈裟な一言]
■ 劇場予告編スクリプト
[壮大な(またはエモーショナルな)BGMが流れる]
// 重低音のナレーターにしゃべらせます。
[ナレーション(重低音ボイス)]
「[日常の平和、あるいは主人公の孤独を語る一言]」
// 映像のカットを指示します。
[映像:日常カットイン]
(※<年齢>と<職業>を生かした、主人公の平和な日常シーンの映像指示)
// 事件の始まりを告げるナレーションです。
[ナレーション]
「だが、運命は唐突に訪れた。[Step 2で考えた仰々しいコードネーム]によって…」
// くだらない出来事を最高にカッコよく映像化させます。
[映像:劇的な急展開シーン]
(※<出来事>を<指定ジャンル>風に極限まで誇張した映像指示)
// 最後の引きのナレーションです。
[ナレーション]
「彼(彼女)は今、運命に立ち向かう……!『[タイトル]』。今夏、[観客を煽る締めの一言]。」
🛠️ 手順3:【終了】ブロックで完成!
LLMの右側に「終了(End)」ブロックを繋ぎ、出力変数に「LLMのtext」を指定すれば配管完了です!

🚨 AI動画生成のリアルな壁と「バケツリレー」
さて、この完璧な台本が出力されたら「よし、ボタン一つでこのまま動画にしてくれ!」と言いたくなりますよね? しかし、ここが今のAIの技術的な壁です。「複数のシーンや音楽、ナレーションを繋ぎ合わせて『1本の映画』に自動編集する魔法のボタン」はまだありません。
この台本から動画を作ってもらったのですが、冷蔵庫を開ける部分だけ切り取って作ったみたいです。動画はこちら
私たちが現場で洗剤や道具を組み合わせて仕上げるように、AIも**「バケツリレー」**が必要です。
- Difyで台本を作る。
- 動画生成AI(Veoなど)で、台本にある「冷蔵庫を開ける数秒の映像素材」を作る。
- 音声AI(ElevenLabsなど)でナレーションを作る。
- 動画編集アプリ(CapCutなど)で、オヤジの魂を込めて手作業で繋ぎ合わせる!
最後は手作業の泥臭い組み立てになりますが、これこそがモノづくりの醍醐味です!
【まとめ】 実用的なアプリを作るのも楽しいですが、こうした「笑えるAI」を作ると、Difyの仕組みや「プロンプトエンジニアリング」の勘所が直感的に理解できるようになります。 「魔法のボタン」がなくても、色々なAIツールを掛け合わせれば、私たちおじさん世代でもハリウッド級のエンタメが作れる時代です。
それは大袈裟ですが、くすっと笑えるアプリは作れると思います。
xもやってるので良かったら見に来てください
次回も是非お楽しみに!


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