【Dify中級】ニュース記事を貼るだけ!X・Instagram・LinkedIn用SNS投稿文を全自動生成するアプリの作り方

Dify中級編として、ニュース記事を貼り付けるだけで、X・Instagram・LinkedIn用のSNS投稿文を全自動生成するアプリの作り方を解説した第150話のアイキャッチ画像。中央でガッツポーズをして笑顔を見せる作業着姿の49歳男性の左右に、役割(友達・ボス・家族)、ターゲット、時間、トーン、そして「別れる」「切れる」などの忌み言葉チェックを制御するデジタルパイプラインが繋がり、右側には「完璧な感動のスピーチ原稿(目安時間3〜4分、文字数約1050文字、忌み言葉チェック合格)」と書かれた羊皮紙の巻物が光り輝くインターフェースとして描かれている背景。 Difyワークフロー

皆さんこんにちは、横浜で清掃業をしているヤスです。

前回は【Dify】商品写真を撮るだけ!日本語+3言語EC出品セット+SNS投稿文を全自動生成

のアプリを作りましたね。

1. 毎日の投稿ネタ探しと投稿文作成、合計何時間かかっていますか?

情報発信をしている人なら誰もが経験する「今日何を投稿しよう…」という悩み。ネタを探して・読んで・X用に書いて・Instagramに書き直して・LinkedInにも投稿して…気づくと1時間以上かかっています。しかもこれが毎日続きます。

今回紹介する「ニュース記事→SNS投稿コンテンツ自動生成くん」は、その悩みを丸ごと解決します。ニュース記事のテキストを貼り付けるだけで以下が全自動生成されます。

  • 記事の要約・5W1H・重要数字の抽出
  • SNS投稿フック3種類(驚き型・数字型・問いかけ型)
  • X・Instagram・LinkedIn用の投稿文(各媒体に最適化)
  • 日本語ハッシュタグ+多言語ハッシュタグ
  • 投稿タイミングのアドバイス(曜日・時間帯)
  • 連続投稿企画(5日分のコンテンツ設計)
  • 炎上・著作権・誤情報のリスク確認

実際にGoogleのAI検索機能に関する記事でテストしたところ、X138字(140字以内)・Instagram288字・LinkedIn446字の3媒体分が数分で完成しました。連続5日分の投稿企画まで自動で設計されます。

2. 実際の出力サンプル

📰 SNS投稿コンテンツ 一括生成 アカウント:テック・IT系 投稿媒体 :X・Instagram・LinkedIn(3媒体) 📋 STEP 1|記事要約・ポイント抽出 フック①【驚き型】「GoogleのAIが日本語検索を変革!」 フック②【数字型】「AI検索で月間15億人が利用中!」 フック③【問いかけ型】「AI Overviewって知ってましたか?」 ✍️ STEP 2|SNS投稿文 🐦 X:138字/140字以内 「GoogleのAIが日本語検索を変革!2026年5月に 「AI Overview」開始。AIが複数サイトを統合し 検索体験が進化。月間15億人が利用中! 詳細はプロフのリンクから👇 #AI #Google #検索」 📸 Instagram:288字 「AI Overviewって知ってましたか?📊 Googleが2026年5月に日本語対応の 生成AI検索機能を導入します…(続く)」 💼 LinkedIn:446字 「GoogleのAIが日本語検索を変革します。 2026年5月には「AI Overview」が開始…(続く)」 📊 STEP 3|投稿戦略 ・最適な投稿:水木曜日 / 昼12〜13時 ・賞味期限:3日以内(トレンド型) ・連続企画:Day1〜Day5まで5日分設計済み ・問いかけ:「AI導入であなたのビジネスはどう変わる?」 ・リスク確認:著作権・炎上・誤情報 全て問題なし

💡 X投稿が138字(140字以内)に収まっているのが確認できます。

3. このアプリで何時間節約できるか

作業今までこのアプリ
記事の要約・ポイント抽出10〜15分自動
X用投稿文を書く5〜10分自動
Instagram用に書き直す5〜10分自動
LinkedIn用に書き直す5〜10分自動
ハッシュタグを調べる5〜10分自動
投稿タイミングを考える5分自動
合計約35〜60分/日数分/日

毎日35〜60分の作業が数分になります。月換算で約20時間の節約になります。

4. 全体のブロック構成

#ブロック名種類役割
1ユーザー入力開始記事テキスト・アカウント・トーン・媒体を入力
2記事要約・ポイント抽出LLM①5W1H・重要数字・フック3種を抽出
3SNS投稿文一括生成LLM②3媒体に最適化した投稿文を生成
4投稿戦略アドバイスLLM③タイミング・連続企画・リスク確認を生成
5最終出力整形テンプレート変換全情報を1ドキュメントにまとめる
6出力終了最終結果を出力する

💡 今回はHTTPリクエストブロックを使わずに記事テキストを直接入力する設計にしています。URLからの自動取得はDify環境によってはネットワーク制限がかかるため、安定して動作するテキスト入力方式を採用しています。

5. 事前準備|必要なものはこれだけ

  • Difyのアカウント(無料プランOK)
  • OpenAIのAPIキー(GPT-4oが使えるプラン)
  • 投稿したいニュース記事のテキスト
  • 所要時間:20〜30分

6. 【作り方】ステップごとに丁寧に解説

STEP 1|新しいワークフローアプリを作成する

  1. Difyにログインして「アプリを作成」をクリック
  2. 種類は「ワークフロー」を選ぶ
  3. アプリ名に「ニュース記事→SNS投稿コンテンツ自動生成くん」と入力
  4. 「作成する」をクリック

STEP 2|開始ブロックを設定する(変数4つ)

変数名表示名種類必須
news_textニュース記事のテキストテキスト(長文)✅ 必須
account_typeアカウントの種類セレクトボックス✅ 必須
tone投稿のトーンセレクトボックス✅ 必須
target_platform投稿する媒体セレクトボックス✅ 必須

【account_type】選択肢:ビジネス・経済系/テック・IT系/ライフスタイル系/教育・学習系/エンタメ・趣味系/医療・健康系

【tone】選択肢:プロフェッショナル・信頼感重視/わかりやすく解説/共感・親しみやすい/鋭い視点・考察重視

【target_platform】選択肢:X・Instagram・LinkedIn(3媒体)/X・Instagram(2媒体)/Xのみ

STEP 3|LLM①(記事要約・ポイント抽出)を設定する

このブロックでは記事テキストを受け取り、SNS投稿に使いやすい形に整理します。temperature:0.3(要約は正確性重視)に設定してください。

プロンプト設計の核心は「フックの型を明記させる」ことです。

  • 驚き型:「○○が○○に!」予想外の事実
  • 数字型:「○○%増加」「○○億人」具体的な数字
  • 問いかけ型:「○○って知ってましたか?」

この3種類のフックを毎回出力させることで、次のLLM②が各媒体に最適なフックを選べるようになります。また最後に「次のLLMへの引き継ぎメモ」を3点で出力させることでブロック間の情報伝達が最適化されます。

# Input – アカウントの種類:{{開始.account_type}} – 記事本文    :{{開始.news_text}} # Pre-Processing(出力しないこと) Step1: 記事の種類を特定する Step2: 5W1Hを抽出する Step3: 重要数字・データを全て抽出する Step4: フックを3種類(驚き・数字・問いかけ)設計する Step5: {{開始.account_type}}視点で解釈する # Output Format ## 記事の概要(3行以内) ## 重要数字・データ ## SNS投稿フック(3つ) ①【型の名前】{フック文} ②【型の名前】{フック文} ③【型の名前】{フック文} ## {{開始.account_type}}視点での解釈 ## 次のLLMへの引き継ぎメモ(3点)

STEP 4|LLM②(SNS投稿文一括生成)を設定する

各媒体の文化に完全最適化した投稿文を生成します。temperature:0.8(SNS投稿は創造性重視)に設定してください。

媒体文字数・特徴ハッシュタグ
X140字以内厳守・テンポよく2〜3個・文末
Instagram150〜300字・絵文字・改行多め15〜20個・末尾まとめ
LinkedIn300〜500字・ビジネス文体・考察含む3〜5個・英語混じりOK

⚠️ Xの140字制限はFinal Checkで自動確認させます。テスト結果では138字という高精度な出力になりました。

STEP 5|LLM③(投稿戦略アドバイス)を設定する

投稿文を作るだけでなく「いつ投稿するか・どう活用するか」までアドバイスするブロックです。temperature:0.6に設定してください。

このブロックの設計で特に重要な2点があります。

  • アカウント×媒体の組み合わせで投稿タイミングを最適化:テック・IT系×LinkedInは火〜木の朝8〜9時・昼12〜13時が最適(夜は不向き)
  • 連続投稿企画を5日分設計:1つのニュースから5日分のコンテンツが生まれます。情報発信者の「ネタ切れ」問題を解決します

STEP 6|テンプレート変換+終了ブロックを設定する

テンプレートブロックの入力変数を以下のように設定します。

変数名(左)参照先(右)内容
arg1LLM①.text記事要約
arg2LLM②.textSNS投稿文
arg3LLM③.text投稿戦略
arg4開始.account_typeアカウントの種類
arg5開始.target_platform投稿する媒体
Difyで構築した「ニュース記事からSNS投稿文を一括生成するアプリ」のワークフロー設計図とテスト実行結果。左側にはユーザー入力(news_text、account_typeなど)を起点に、「記事要約・ポイント抽出」「SNS投稿文一括生成」「投稿戦略アドバイス」へと複数のLLMノード(gpt-4o)が連携する並列・直列の処理フローが表示されている。右側のプレビュー画面には、GoogleのAI検索に関する最新ニュースを基に、記事の概要や重要な数字・データ、3つの異なるSNS投稿用フック(驚き型、数字型、問いかけ型)が詳細に自動生成されている様子。

7. テスト実行と確認ポイント

以下のテスト記事をそのままコピーして news_text に貼り付けてください。

Googleが2026年5月、生成AIを活用した新しい検索機能 「AI Overview」の日本語対応を正式に開始したと発表した。 この機能はユーザーの検索クエリに対してAIが 複数のウェブサイトの情報を統合し回答を自動生成するもの。 米国では2024年から提供されており月間アクティブユーザーは 15億人を突破。日本語対応により国内でも本格的な AI検索時代の到来が予想される。 一方でウェブサイト運営者からは「検索流入が減少する」 との懸念も上がっておりSEO戦略の見直しを迫られる 企業が増えている。

以下を確認してください。

  • フックが3つ・型のラベル付きで出力されているか
  • 重要数字(15億人・2024年・2026年5月)が抽出されているか
  • Xが140字以内になっているか
  • 3媒体の書き出しが全て異なるか
  • 連続投稿企画が3投稿以上あるか
  • リスク確認の4項目が揃っているか

8. よくあるトラブルと解決方法

① URLからの自動取得(HTTPリクエスト)が失敗する

Dify.aiのクラウド版環境ではr.jina.ai等への外部アクセスが制限されることがあります。その場合は今回の設計のように記事テキストを直接貼り付ける方式が安定して動作します。セルフホスト版であればHTTPリクエストブロックを使ったURL自動取得が可能です。

② Xが140字を超える

LLM②のFinal Checkに「Xが140文字以内(ハッシュタグ含む)か」を追加してください。またプロンプトのMust Notに「Xで140文字を1文字でも超えない」と強く指示することで精度が上がります。

③ 3媒体の投稿文が似たような内容になる

LLM②のStep1で「指定された媒体のみ生成する」を明確にして各媒体の特性(X→テンポ重視・Instagram→保存される情報密度・LinkedIn→考察含む)をPre-Processingで定義することで差別化されます。

9. さらに便利にする3つのカスタマイズ

① URLからの自動取得に対応する(セルフホスト版)

セルフホスト版のDifyを使っている場合はHTTPリクエストブロックを追加して `https://r.jina.ai/{{開始.news_url}}` で記事を自動取得できます。news_textをnews_urlに変更してLLM①の参照先をHTTPリクエスト.bodyに変更するだけです。

② 英語記事にも対応する

Output Languageを変数で切り替えることで英語記事の英語投稿文生成にも対応できます。グローバルな情報発信をしている方に最適です。

③ Notionに自動保存する

終了ブロックの前にNotion連携ブロックを追加すると生成したSNSコンテンツがNotionのデータベースに自動蓄積されます。過去の投稿を振り返ったり再利用したりが簡単になります。

10. よくある質問(FAQ)

Q1. どんな記事でも使えますか?

テキストが読めれば基本的に何でも使えます。ニュース記事以外にもブログ記事・プレスリリース・研究論文の要約なども入力できます。

Q2. 生成した投稿文をそのまま投稿していいですか?

基本的にそのまま使えるクオリティですが必ず内容を確認してから投稿してください。特に数字・固有名詞は原文と照合することをおすすめします。

Q3. 無料プランで作れますか?

Difyの設定は無料プランで可能です。GPT-4oのAPIは従量課金のため1回あたり5〜15円程度が目安です。毎日使っても月300〜450円程度で収まります。

Q4. LinkedInを含めない場合でも使えますか?

target_platformで「X・Instagram(2媒体)」または「Xのみ」を選ぶとLinkedInの出力が自動的にスキップされます。LLM②のFinal Checkで指定された媒体のみ出力されているかを自動確認する設計になっています。

11. まとめ

  • ニュース記事を貼るだけでX・Instagram・LinkedIn用投稿文を3媒体同時生成
  • 驚き型・数字型・問いかけ型の3種フックで各媒体の書き出しを差別化
  • 連続5日分の投稿企画まで自動設計してネタ切れ問題を解決
  • 炎上・著作権・誤情報のリスク確認が自動で付いてくる
  • 5ブロック構成。手順通りに進めれば20〜30分で完成

毎日35〜60分かかっていた投稿作業が数分になります。情報発信者・SNSマーケター・広報担当者のどなたにも刺さるアプリです。ぜひ試してみてください。

httpリクエストのブロックでは失敗したのでそれを外した

アプリに変更しまし。それ以外はすんなり作れたので

最初から作る方は参考にしてもらえればと思います。
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xもやってるので良かったら見に来てください

私のエックスです。

次回も是非お楽しみに!

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