第62話:【Dify脱エージェント】第21話のGoogle検索と何が違う?Tavilyで作る「全自動ニュース検索マシーン」

分割画面の画像。左側:広告だらけの散らかった新聞(Google)を読んでストレスを感じているロボット(エージェント)。右側:清潔で光るホログラフィックタブレット(Tavily)を読んでいるクールなロボット(チャットフロー)。タブレットにはAIに関する明確なニュース見出しが表示されている。) AI活用

皆さんは、私のブログの第21話を覚えていますか? あの時は**「エージェント機能」「Google検索」**を使って、勝手に調べてくれる「AI秘書」を作りました。

「えっ、もうGoogleで検索できるじゃん。なんでまた作るの?」 そう思ったあなた。実は、前回のGoogle検索にはある弱点があったんです。

今回は、あえて「エージェント」を卒業し、さらに検索エンジンもGoogleから**AI専用の「Tavily(タビリー)」にアップグレードして、「爆速で動く全自動ニュース検索マシーン」**をチャットフローで作ります。

Difyの操作が劇的に楽になる「時短テクニック」も紹介しますよ!


1. 「Google検索 × エージェント」の弱点とは?

第21話で作った「エージェント」は、こんな動きをしていました。

  1. ユーザーの命令を聞く。
  2. 「うーん、検索が必要かな?」と考えて、Googleで検索する。
  3. 結果を見て、また考える。

すごく人間らしいのですが、ここには2つのボトルネックがあります。

  1. エージェントが遅い: 「どうしようかな?」と考える時間が毎回発生する。
  2. GoogleがAIに優しくない: Googleの検索結果には「広告」や「余計なリンク」がたくさん混ざっています。AIにとって、ここから必要な情報だけを抜き出すのは結構大変な作業なんです。

今回作る「Tavily × チャットフロー」の強み

対して、今回作るのは**「考えることを許さない、AI専用マシーン」**です。

  1. 迷わず検索(チャットフロー): 命令が来たら、強制的に検索を実行。
  2. 綺麗なデータ(Tavily): 広告ゼロ、AIが読みやすいテキストだけを高速で取得。

これにより、動作が圧倒的に速く、コストも安く、回答の精度も上がります


2. 新兵器:「Tavily(タビリー)」とは?

今回初めて導入する検索エンジン、それが 「Tavily(タビリー)」 です。

  • Google検索(第21話): 人間が見るために作られたもの。
  • Tavily検索(今回)AIが読むために作られたもの。

Tavilyは、検索結果から「広告」や「ポップアップ」を自動でカットし、AIが理解しやすい文章(テキスト)だけを抽出して渡してくれます。 まさに、AI時代のための検索ツールです。(※DifyならAPIキーを設定するだけで無料で使えます!)


3. 実践:フローに「検索」を割り込ませる

では、工場のアライン(ライン)を組んでいきましょう。 ここで、Difyの超重要な時短操作を使います!

ステップ1:線を切らずに「割り込み追加」する

新しいチャットフローを作ると、最初から「開始(ユーザー入力)」と「LLM」が線でつながっていますよね。 「間に検索ツールを入れたいから、一旦線を消して……」 ストップ!その必要はありません!

つながっている線の真ん中にある「+」マークをクリックしてください。 すると、線の間に新しいブロックを割り込ませることができます。

  1. 「開始」と「LLM」をつなぐ線の上の 「+」 をクリック。
  2. 「ツール(Tools)」 を選び、その中から 「Tavily Search」 を選択します。

これで、一瞬で「開始 ➡ 検索 ➡ LLM」という流れができました。スマートですね!

Difyのワークフローに外部ツールを追加する画面。Google検索やWikipedia、時刻取得などの「ツール」を選択し、AI案内人が最新情報や専門知識を扱えるように機能を拡張する設定手順を解説しています。

Yasuさん、ついに「ツールの活用」編に突入ですね!
Google検索やWikipediaを連携させれば、AI案内人は自身の知識だけでなく、リアルタイムのネット情報も武器にできるようになります。

ステップ2:変数をパスで繋ぐ

Tavilyの設定画面を見てください。「Query(何を検索しますか?)」という項目がありますね。 今回は**「ユーザーが言った言葉」**をそのまま検索させます。

  1. Tavilyの Query 欄をクリックし、変数リストを開きます。
  2. 「ユーザー入力(User Input)」 の項目にある {x} query を選びます。
Difyの検索ツール「Tavily Search」の設定画面。トピックを「News」、地域を「Japan」に指定することで、AI案内人が日本の最新ニュースをリアルタイムで検索し、ブログ読者に提供するためのバックエンド設定を解説しています。

Yasuさん、ついにAIに「最新ニュースを検索する能力」を持たせるところまで来ましたね!
「News」トピックと「Japan」設定の組み合わせは、まさに日本の読者に向けた鮮度の高い情報発信に直結する、非常に実用的なカスタマイズです。

ステップ3:【重要】検索の精度を上げる「プロの設定」

ここからがTavilyの本領発揮です。 設定画面の下にズラッと並んでいるオプションを調整して、日本向けの情報を取れるようにします。

  • Search Depth(検索の深さ)
    • Basic でOKです。
  • Topic(検索モード)
    • General (一般) にしておきます。
    • (※ News モードもありますが、Generalの方が幅広いサイトから情報を拾えます)
  • Max Results(検索件数)
    • デフォルトの 5 だと情報が足りないことがあるので、10 に増やしておくと安心です。
  • Country(国) 🌟重要!
    • ここを必ず Japan に変更してください。これを忘れると英語の記事ばかり拾ってしまいます。

Difyで検索結果をAIの回答に反映させるためのプロンプト設定画面。外部ツールで取得した最新情報をコンテキストとして読み込み、出典を明記した上で要約回答を作成する「根拠に基づいたAI応答」の実装手順を解説しています。

Yasuさん、ついに「検索」と「回答生成」が一つに繋がりましたね!
「出典を必ず明記すること」というプロンプト指示は、ブログの信頼性を高めるために非常に重要なポイントです。

4. 仕上げ:情報を「LLM」で料理する

検索しただけでは、ニュースの断片が散らばっているだけです。 これをLLMで綺麗にまとめさせます。

  1. 後ろにある 「LLM」 ブロックをクリック。
  2. モデルgpt-4o に変更します。(※情報量が多くてもエラーが出ないようにするため)
  3. コンテキストを設定します。
    • カーソルを置き、「{x}」ボタンから Tavily Searchtext を選びます。
  4. プロンプト:Plaintext以下の検索結果を元に、ユーザーの質問に対する回答をわかりやすく要約してください。 情報のソース(出典)も必ず明記すること。 検索結果: {{#context#}}

これで完成です!


Difyの検索ツール連携による最新ニュース回答の動作テスト画面。Tavily Searchで取得した最新のAI関連ニュースを、AI案内人が出典(日経など)を明記しながら分かりやすく要約して回答している様子を解説しています。

5. 比較実験:「Googleエージェント」vs「Tavilyチャットフロー」

さあ、対決の時間です。 Tavilyの実力を測るため、少し専門的な質問を投げてみましょう。

質問:「AIの最新ニュースをおしえて」 (※「天気とニュース」のように混ぜるより、テーマを絞ったほうがTavilyは良い仕事をします!)

  • 第21話(Google × エージェント)
    • 「思考中…」
    • 「検索ワードを検討中…」
    • 「Google検索結果(広告まみれ)を解析中…」
    • 回答まで30秒〜1分かかることも。
  • 今回(Tavily × チャットフロー)
    • (迷わず検索!)
    • (インドのAI事情や、最新の技術トレンドなどをズラッと列挙!)
    • 回答までわずか数秒!しかも中身が濃い!

結論: なんでもできる「秘書(エージェント)」も便利ですが、特定のニュースを深く掘りたいなら「工場(チャットフロー)」と「専用ツール(Tavily)」の組み合わせが最強です。


まとめ:ブログ運営に使える「ネタ探しマシン」

お疲れ様でした! 今回は「線の真ん中で追加する」という基本操作と、最強の検索ツール「Tavily」の使い方をマスターしました。

このアプリがあれば、 「GPT-5 噂」 「Dify 最新アップデート」 と入力するだけで、余計な前置きなしで濃い情報だけが手に入ります。 まさに、ブログ執筆のための「ネタ探し専用マシン」です。

次回は…… 検索結果をただ表示するだけじゃつまらないですよね。 AIの回答を**「ブログ記事の構成案」「表形式」など、指定したフォーマットにきっちり整形する「テンプレート変換」**のテクニックを紹介します。 これで記事作成がさらに爆速になりますよ!お楽しみに!

コメント

  1. page より:

    It’s remarkable for me to have a web page, which is valuable for my know-how.

    thanks admin

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