【第85話】最新情報を自動で拾う「Difyブログ執筆アプリ」自作ガイド!エラー回避の秘策も全公開

49歳の情熱的な日本人男性が、デジタル画面に向かってDifyのワークフローを構築している。背景には横浜の夜景と、データの繋がりを示す青いライン。画面上のエラーメッセージ(赤い警告)が、彼の手によって成功の光(ゴールド)に変わっていくドラマチックなスタイル。 AI活用

AIにブログを書いてもらおうとしても、「情報が古い」「内容が薄い」と悩んだことはありませんか?

私はDifyを使い、ネットの最新情報をリサーチして自分の専門知識を掛け合わせる**「自動リサーチ&執筆アプリ」**を構築しました。

前回作った鬼の編集長のアプリツール化して使います。

数々のエラーをねじ伏せた「本当に動く作り方」を、入力場所まで詳しく解説します!


🛠️ ステップ1:最新情報を拾う「リサーチツール」

まずは、ネットの最新情報を取ってくる「手」の部分を作ります。

  1. ワークフローを新規作成:Difyのスタジオから「ワークフロー」を選び、名前を「AIリサーチツール」にして作成します。
  2. HTTPリクエストを追加:左側の「+」から「HTTPリクエスト」を選択して繋ぎます。
    • メソッド: GET を選択。
    • URL: https://s.jina.ai/{{keyword}} を入力。
    • ヘッダー(Header):「+追加」を2回押し、以下の通りに入力してください。
キー (Key)値 (Value)
AuthorizationBearer (あなたのJina APIキー)
Acceptapplication/json

⚠️ 注意!

Bearerjina_... の間には必ず 半角スペース を1つ入れてください。ここを忘れると認証エラー(401)が出ます。

  1. Pythonコードで情報を削る:巨大なデータによるエラーを防ぐため、「HTTPリクエスト」の後に「コード実行」を繋ぎます。
    • 入力変数: http_response という名前を作り、右側の変数選択から「HTTPリクエストのbody」をセットします。
    • コード: 以下の内容を貼り付けます(これで過負荷エラーを防ぎます)。
    Pythondef main(http_response: str): import json try: data = json.loads(http_response) return {"result": str(data.get('data', [])[:2])} # 上位2件に絞る except: return {"result": http_response[:2000]}

Difyの「HTTPリクエスト」ノードを使用してJina Reader(s.jina.ai)からウェブ情報を取得する設定画面。キーワード変数をURLに組み込み、外部サイトのコンテンツをスクレイピングしてAIに取り込む仕組み。

✍️ ステップ2:文章を紡ぐ「ライターツール」

次に、情報を読み取って記事を書く「職人」を作ります。

  1. ワークフローを新規作成: 名前を「AIライターツール」にします。
  2. 開始ノードの設定:左端の「開始」ノードをクリックし、「+」から以下の変数を追加します。
    • theme(String型):記事のテーマ用
    • research_data(String型):リサーチ結果用
  3. LLMノードを追加:開始ノードの後に「LLM」を繋ぎ、GPT-4o-mini等を選択します。
    • プロンプト:「以下のリサーチデータを元に、{{theme}}についてのブログ記事を書いてください。専門的な視点(例:清掃員の視点)を交えつつ、2,000文字以上のボリュームで執筆してください。」
  4. 終了ノードの設定:最後に「終了」ノードを繋ぎ、出力にLLMの回答(text)をセットします。

DifyのLLMノードを使用した「プロのSEOWebライター」プロンプト設定画面。テーマとリサーチ情報に基づき、1,500文字以上の高品質なブログ記事を執筆させるためのシステムプロンプトと変数設定の例。

🧐 ステップ3:品質を守る「編集長ツール」

作成した原稿を評価して「合格・不合格」を判定する仕組みです(前回の記事参照)。不合格なら修正指示を出してライターに戻します。

Difyで構築した「鬼のAI編集長」ワークフローの全体図。ユーザー入力からLLM(GPT-4o)の解析、Pythonによるコード実行、IF/ELSEでの条件分岐を経て、合格・不合格別のテンプレート出力に至る一連の自動化プロセス。

🤖 ステップ4:全体を束ねる「エージェント」の設定

最後に、これら3つのツールを使いこなす「司令塔(ディレクター)」を作ります。

  1. エージェントを新規作成:スタジオから「最初から作成」を選び、タイプを**「エージェント」**にします。
  2. ツールを追加:画面左下の「ツール」欄にある「+追加」ボタンを押し、作った3つのツールをすべて追加してスイッチをオンにします。
  3. プロンプト(指示書)を設定:画面中央の「Instructions」欄に、以下をコピー&ペーストしてください。

Plaintext

あなたは、Webメディアの成長を担う「超有能なブログ制作ディレクター」です。

### 【作業フロー】
1. リサーチ:必ず「AIリサーチツール」を呼び出し、最新情報を集める(キーワードは3単語以内)。
2. 執筆:「AIライターツール」にデータを渡し、独自の視点を交えて2,000文字以上の長文で書かせる。
3. 品質チェック:「AI編集長ツール」に渡し、合格が出るまで最大3回書き直しをさせる。
4. 納品:合格した最終原稿をMarkdown形式でユーザーに提示する。

### 【行動指針】
- 自分の知識だけで書かず、必ずツールで得た情報をベースにすること。
- エラーが発生した場合は、速やかにユーザーに報告すること。

Difyのオーケストレーション画面。役割を「超有能なブログ制作ディレクター」と定義し、AIリサーチツールやAI編集長ツールを連携させて記事を自動生成するプロンプト設定と、右側のプレビューに表示された横浜のサウナ紹介記事の出力例。

⚠️ 【実録】エラー回避の知恵袋

  • 401エラー: APIキーの「全角スペース」や、Bearer 直後の半角スペース不足が原因。
  • 429エラー: 情報が多すぎます。ステップ1のPythonコードで正しく「上位2件」に絞られているか確認してください。
  • 必ず「公開」ボタンを!: 設定を変えたら右上の青いボタンで更新しないと反映されません。
  • 「ほうきマーク」: 修正後は右下のほうきマークで会話をリセットしてからテストしましょう。

🚀 さいごに

何度も何度もエラーが出てきて、そのたびにジェミニに聞いて修正しました。

画面いっぱいの赤いエラーを一つずつ消して、ついに「最新情報が載った2,000文字の原稿」をAIが書き上げた瞬間。

やっとできた!!とほっとしました

Difyは、あなたの発信力を何倍にも高めてくれる最強のツールです!

さて、今度はどんなアプリを作ろうか、また考えます。

次回も是非お楽しみに!

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