【第86話】1記事で2度おいしい!Difyで作る「専属・YouTube放送作家」の作り方を全公開

1つのブログ記事からYouTube台本を自動生成するDify活用術。IT未経験から挑む「専属・YouTube放送作家」AIの構築プロセス全公開。作業効率化とマルチチャネル展開をイメージしたアイキャッチ。 Uncategorized

前回はマルチエージェントのアプリ、「Difyブログ執筆アプリ」
を作成しました。

「せっかく書いたブログ記事、YouTubeやTikTokの動画にできたらもっと読まれるのに…」

そう思ったことはありませんか?でも、いざ動画の台本を一から書くとなると、構成を考えたり、話す言葉に直したりと、途方もない時間がかかりますよね。

そこで今回、49歳・プログラミング未経験の私がDifyで作ったのが、**「ブログ記事のURLを入れるだけで、バズる動画タイトル、サムネイル案、そして撮影用の台本を全自動で作ってくれるアプリ」**です。

前回の記事で格闘した「Jina AI」の機能を応用すれば、驚くほどカンタンに作れます。コピペで使えるプロンプトも大公開します!


💡 このアプリのすごいところ

今回作るアプリの構成は非常にシンプルです。

【URL入力】→【Jina AIで記事を読む】→【GPT-4oが台本化】 という一本道。

最大のポイントは、前回の「検索(s.jina.ai)」ではなく、「指定したURLの本文だけを綺麗に抽出する(r.jina.ai)」というJina Readerの裏ワザ機能を使っている点です。

これにより、面倒なコピペ作業から完全に解放されます!


🛠️ ステップ1:URLの「入力口」を作る

まずは、Difyのスタジオから「ワークフロー」を新規作成し、「動画台本ジェネレーター」と名付けましょう。

  1. 開始ノードの設定画面左端の「開始」ノードをクリックし、「+」から変数を追加します。
    • 変数名: blog_url
    • 変数タイプ: String(テキスト)
    • 最大長: URLが途切れないよう長め(1000など)に設定。

🕸️ ステップ2:Jina AIで「記事本文」を抽出する

次に、入力されたURLのページにアクセスし、広告などを省いた「本文のテキストデータ」だけを抜き出します。

  1. HTTPリクエストを追加開始ノードの後に「HTTPリクエスト」を繋ぎます。
    • メソッド: GET
    • URL: https://r.jina.ai/{{blog_url}}(※先頭を r. にするのがポイントです!)
    • ヘッダー(Header): 「+追加」を2回押し、以下を入力します。
キー (Key)値 (Value)
AuthorizationBearer (あなたのJina APIキー)
Acceptapplication/json

⚠️ 注意!

前回同様、Bearer とAPIキーの間には必ず 半角スペース を入れてくださいね。

ブログ記事をYouTube台本へ自動変換するためのDify外部API連携設定。HTTPリクエストによるWEBスクレイピングの仕組みと、AuthorizationヘッダーやGETメソッドを用いた具体的なパラメータ入力の例。

🧠 ステップ3:凄腕プロデューサーの「プロンプト」を設定

HTTPリクエストで取得した記事本文を、AIに渡して「動画の台本」に書き換えさせます。

  1. LLMノードを追加HTTPリクエストの後に「LLM」を繋ぎます。モデルは表現力が豊かな gpt-4o がおすすめです。
  2. コンテキスト(変数)のセットHTTPリクエストの出力である body を読み込めるようにします。
  3. プロンプト(Instructions)の入力ここがアプリの「心臓部」です。以下のテキストをまるごとコピーして貼り付けてください。

Plaintext

# 命令
あなたは、登録者数10万人のビジネス・ノウハウ系YouTubeチャンネルを担当する「凄腕プロデューサー兼放送作家」です。
抽出されたブログ記事のデータを元に、YouTube動画に必要な【タイトル案】【サムネイル案】【動画台本】の3点セットを作成してください。

# 入力データ(ブログ記事)
{{body}}

# 出力ルール
以下の構成に従って出力してください。

---
## 1. 【バズる動画タイトル案(5つ)】
- スマホで見やすいよう「30文字前後」に収めること。
- 視聴者の好奇心を強烈に煽り、思わずクリックしたくなるキャッチーな言葉を使うこと。

## 2. 【クリックされるサムネイル構成案】
- **【画像イメージ】**:背景や人物の表情など、どんな画像を配置すべきか。
- **【メインテロップ】**:サムネイルに大きく載せる、インパクトのある短い文字(15文字以内)。

## 3. 【動画台本】
各パートには、画面に表示する【映像・テロップ】と、実際に喋る【ナレーション】を交互に記載すること。

### 導入(フック)※最初の30秒
- 視聴者の「よくある悩み」に共感し、この動画を見ればどう解決するのかを端的に伝える。

### 本編(メイン解説)
- ブログ記事の内容を整理し、最も重要なポイントを3つ程度に絞って解説する。
- 専門用語は避け、直感的にわかりやすい例え話に変換する。

### まとめとアクション(エンディング)
- 重要ポイントを短く復習し、最後に高評価や概要欄のチェックを自然に促す。
---

# 台本の出力形式例
【映像・テロップ】画面中央に赤文字で「〇〇の罠!」、演者は驚いた表情。
【ナレーション】「実は、〇〇をやってしまうと大失敗するんです。今回はその解決策を…」
Difyで作る「YouTube放送作家AI」のLLM設定画面。GPT-4oを「登録者10万人の凄腕プロデューサー」と定義。ブログ記事から【動画タイトル】【サムネイル案】【動画台本】を、バズり要素やクリック率を考慮して自動生成させる具体的なプロンプト設定。
  1. 終了ノード最後に「終了」ノードを繋ぎ、出力にLLMの回答をセットすれば完成です!

🎉 実際に動かしてみた結果…!

右上の「公開する」を押して、実際に私が過去に書いたブログ記事のURLを入れて実行してみました。

すると、たった数十秒でこんな出力が!

  • タイトル案: 「『鬼のAI編集長』がブログを激変させる!」
  • サムネ案: 「驚いた表情の男性+『AIが叱る!?』の文字」
  • 台本: 【映像】悩んでいる人のカット 【ナレーション】「ブログの記事がなかなか伸びない…そんな経験ありませんか?」

まさに、プロの放送作家が書いたようなクオリティです。これをスマホのプロンプター(原稿読み上げアプリ)に入れれば、今すぐYouTubeの撮影が始められます!

AIブログ自動化によるYouTube展開の具体例。Difyワークフローが生成した「動画タイトル案」や「ナレーション付き動画台本」の表示画面。1つのコンテンツから多角的に発信を広げるためのAI活用事例。

🚀 まとめ:ブログは「一度書いたら終わり」じゃない

DifyとJina AIを使えば、テキスト情報をあらゆる形に自動で変換できます。

ブログを書いたら、このアプリにURLを投げてYouTubeを撮り、さらにその台本を短くしてTikTokやX(Twitter)に投稿する。

そんな「最強のマルチメディア展開」が、個人でも簡単にできる時代になりました。

皆さんもぜひ、自分専用の「放送作家アプリ」を作ってみてくださいね!

コメント

タイトルとURLをコピーしました