第71話:【GAS実践】プログラムが自分で考える!「条件分岐(if文)」の使い方

40代後半の日本人男性が、分かれ道の標識の前に立って笑顔で指差し確認をしているベクターイラスト。標識には「Aルート」「Bルート」と書かれており、プログラミングの「if」「else」の文字がポップにデザインされて空中に浮かんでいる。背景は明るい青空とクリーンな風景。プログラミング初心者向けのテック系ブログに最適な、親しみやすく前向きなデザイン。 AI活用

前回の記事では、GASの練習用ノートを開いて「文字の結合」と「簡単な計算」にチャレンジしましたね。「自分で書いたコードが動いた!」という感動を味わっていただけたのではないでしょうか。

今回は、そこからさらに一歩進んで、プログラミングの醍醐味とも言える**「条件分岐(じょうけんぶんき)」**に挑戦します!DifyでやったIF/ELSEブロックと同じ機能がGASにもあります。

なんだか難しそうな漢字が並んでいますが、要するに**「もし〇〇だったら、こうする。違ったら、ああする」**というルールのことです。キャンプ好きの私としては、「もし週末が晴れならキャンプに行く、雨なら家で映画を見る」みたいなものですね!

これを覚えると、あなたのプログラムが「自分で考えて動く」ようになります。さっそく、清掃業のリアルな見積もりを例にして実践してみましょう!


実践①:基本の「もし〇〇なら」(if文)

まずは一番シンプルな「もし〇〇なら(if)」というルールです。

例えば、清掃に伺う際、「お客様の家に駐車場がない場合は、コインパーキング代として1,000円を追加する」というルールがあるとします。

前回の練習用ノート(GASの無題のプロジェクト)を開いて、以下のコードを書いてみましょう。

JavaScript

function myFunction() {
  // ① 駐車場がない(false)という状況を作ります
  const hasParking = false; 
  let extraFee = 0; // 追加料金の初期ルールは0円です
  
  // ② 条件分岐の魔法「if文」の登場!
  if (hasParking === false) {
    extraFee = 1000; // 駐車場がないなら、追加料金を1000円にする!
  }
  
  // ③ 結果を確認する
  console.log('追加のパーキング代は ' + extraFee + ' 円です。');
}

💡 ポイント解説

  • if (条件) のカッコの中に「もし〜なら」というルールを書きます。
  • 【超重要】 プログラミングの世界では、「同じ(等しい)」という条件を表すとき、 = (イコール)を3つ繋げて === と書く鉄の掟があります!初心者が一番引っかかるトラップなので覚えておきましょう。

▶︎ 実行してみよう! 保存して「▷ 実行」を押すと、画面の下に 「追加のパーキング代は 1000 円です。」 と表示されます。プログラムが「駐車場がない」と判断して、自動で料金を追加してくれました!

Google Apps Script(GAS)のif文による条件分岐の解説画面。駐車場の有無を判定し、「なし」の場合に自動で追加料金1,000円を加算してログ出力する、実務に即した自動計算プログラミングの手順を紹介しています。

実践②:「そうじゃなくて、〇〇なら」(else if / else)

実際の仕事では、2択や3択になることが多いですよね。 「エアコンクリーニングなら12,000円、お風呂掃除なら15,000円、それ以外なら要相談」という複雑な条件を作ってみましょう。

先ほどの波カッコ { } の中身を消して、以下のように書き換えます。

JavaScript

function myFunction() {
  // ① お客様の希望メニュー(ここを色々変えてテストします)
  const menu = 'エアコンクリーニング';
  
  // ② 条件によって対応を変える!
  if (menu === 'エアコンクリーニング') {
    console.log('料金は12,000円です。');
    
  } else if (menu === 'お風呂の黒カビ落とし') {
    // else if は「そうじゃなくて、もし〇〇なら」という意味
    console.log('料金は15,000円です。');
    
  } else {
    // else は「それ以外の全部」という意味
    console.log('個別にお見積もりいたします。');
  }
}

▶︎ 実行してみよう! まずはそのまま実行すると、**「料金は12,000円です。」と表示されます。 次に、3行目の 'エアコンクリーニング''お風呂の黒カビ落とし' に書き換えてから実行してみてください。今度は「料金は15,000円です。」**に変わるはずです!

さらに、 'トイレ掃除' など全く違う文字を入れると、「個別にお見積もりいたします。」に切り替わります。

Google Apps Script(GAS)の多分岐処理(else if構文)の解説画面。掃除メニューに応じて「12,000円」「15,000円」「個別見積もり」の3パターンに回答を自動で振り分ける、実務の効率化に直結するプログラミング手法を紹介しています。

これで「自動見積もりボット」の裏側が完全に分かった!

お疲れ様でした!これであなたも「条件分岐」のマスターです。

実は、以前私たちが苦労して作った「自動見積もりボット」の裏側でも、DifyというAIの頭脳がまさにこの ifelse と同じように考えて、お客様の入力内容に合わせた文章を出し分けてくれていたんです。

  • 「もし」駐車場がなかったら?
  • 「もし」エアコン清掃だったら?

この「もし(if)」を使いこなせるようになると、業務の自動化の幅が爆発的に広がります。 「データ型」「文字の結合・計算」、そして今回の「条件分岐」。ここまでくれば、あなたはもう立派な「プログラミング初心者マーク卒業」です!

次回は、私がかなり苦手なJSONデータについて勉強していこうと思います。
苦戦する事間違いなし(笑)是非お楽しみに!

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