第29話:AIを組み立てる楽しさに目覚める!ワークフロー事始

AIワークフロー構築の成功を象徴するアイキャッチ画像。ノートパソコンを操作する手元の前に、DifyとMake、Googleカレンダーが連携し、データがスムーズにつながる様子を未来的なビジュアルで表現している。AIを組み立てて自動化を実現するプロセスの楽しさと達成感を伝える一枚。 Uncategorized

「…できた。本当に動いた。」

前回、自動化ツール「Make」という最強の通訳を雇うことで、あれほど苦戦したGoogleカレンダー連携をわずか10分で攻略しました。

画面を閉じた後も、しばらく心臓の鼓動が収まりませんでした。 「APIなんて魔法使いの言葉だ」と諦めていた49歳の私でも、道具の選び方ひとつで世界が変わる。

その成功体験が、私の心にある「もっとやってみたい!」という火を大きくしたのです。 今回は、Difyの真骨頂である**「ワークフロー」**の世界へ足を踏み入れます。


1. 導入:連携成功の快感が、私の好奇心に火をつけた

補助輪なしで自転車に乗れた瞬間、子供は「隣の町まで行けるかも!」とワクワクしますよね。今の私はまさにそれです。

カレンダーが自動で埋まるのを見て、「自分の思考そのものをAIに組み込めたら、もっと自由になれるはず」と確信しました。


2. Difyワークフロー:エージェントとの決定的な違い

これまで私が使っていたのは「エージェント」でした。 でも、新しく挑戦する「ワークフロー」は何が違うのか?

  • エージェント: 「これやって」と丸投げする。AIが自分で考えて動く「おまかせ出前」。
  • ワークフロー: 「まずこうして、次にこれをして」と手順を決める「秘伝のレシピ」。

自由度が高い分、難しそうに見えますが、実は**「自分の思い通りに動く」という安心感**はワークフローの方が圧倒的に上なんです。


3. 魔法の呪文「DSLファイル」で挫折を回避!

「でも、真っ白な画面から組み立てるなんて無理…」 そう思ったあなた、安心してください。私も同じでした。

そこで使うのが**「DSLファイル」**という魔法の設計図です。 これは、誰かが作ったAIの仕組みを「まるごとコピー」できるファイルのこと。

料理で言えば「プロの味を再現できるレトルトパック」を鍋に移すような感覚です。

⚠️ 【重要】挑戦する前にチェック!無料版の「5個の壁」

ここで一つ、初心者がハマりやすい注意点があります。 Difyの無料版(クラウド版)では、保存できるアプリの数は**「最大5個まで」**という制限があります。

もしエラーが出てインポートできない時は、以下を確認してください。

  • すでに5個作っていないか?
  • 新しく作りたい場合は、1つ削除して枠を空ける
  • または、有料版へアップグレードを検討する

大切な設計図を無駄にしないよう、整理整頓してから進めましょう!

【実践】DSLファイルをインポートする手順

  1. アプリを作成:Difyのホーム画面左上からスタート。
  2. DSLファイルをインポート:画面上部のこの文字をクリック。
  3. ファイルをアップロード:手元の「.yml」ファイルをドラッグ&ドロップ。
  4. 作成ボタン:これで、プロが作った「箱」と「線」がパッと現れます。

Difyのワークフロー編集画面。右側に表示された「開始」ブロックの設定パネルにおいて、新しい入力フィールドを追加するための「+」ボタンを、赤い右向き矢印と「ここをクリック」という赤い文字で強調している操作説明画像。

4. すべての起点「開始ブロック」はAIの目覚まし時計

インポートができたら、一番左にある「開始」ブロックを覗いてみましょう。 ここは、ピタゴラスイッチの「最初のボールを転がす指」の役割です。

ここでAIへの**「注文窓口(入力フィールド)」**を作ります。

Difyのワークフロー編集画面。右側に表示された「開始」ブロックの設定パネルにおいて、新しい入力フィールドを追加するための「+」ボタンを、赤い右向き矢印と「ここをクリック」という赤い文字で強調している操作説明画像。

入力フィールドの細かい設定

  • 変数名(event_title等): AIが認識する「管理用コード」。半角英数で書きます。
  • ラベル(予定の名前は何ですか?等): 私たちが画面で見る「案内文字」。日本語でOKです。
  • 種類を選択: 短い言葉なら「テキスト」、長文なら「段落」を選べば間違いありません。

設定が終わると、あなたのAIは**「専用の受付窓口」**を持ったプロの道具に進化します。

Difyの「入力フィールドを追加」画面。フィールドタイプ(短文)、変数名、ラベル名、最大長、デフォルト値などの設定項目が表示されており、上部に赤い文字で「それぞれ入力します」と赤い下向き矢印が添えられた設定ガイド画像。

5. 感動!自分の「思考のクセ」がAIとして動き出す

箱と箱を線で繋いでいく作業。 それはプログラミングというより、子供の頃に夢中になったレゴブロックやパズルに近い感覚でした。

「ここで日付を聞いて、ここで内容を整理して…」 自分の頭の中にある「仕事の手順」が、画面上で視覚化されていく。

そしてスイッチを押すと、その通りにAIが動き出す。 このピタゴラスイッチが繋がった瞬間の爽快感は、49年生きてきてもなかなか味わえないものでした。


6. 夢が広がる!ワークフローが変える副業自動化の未来

ワークフローを使いこなせば、私の代わりに24時間働き続ける「分身の工場」を持つことができます。

  • SNSの投稿案を自動で作らせる
  • ニュースを要約してカレンダーに保存する
  • メールの返信案を自分のトーンで作成する

「未経験だから無理」ではなく、「未経験だからこそ、道具に頼って自動化する」。 その第一歩を、私は今、確実に踏み出しました。


次回予告:第30話「実践!最初の1ブロックを置いてみよう」

DSLのインポートを卒業し、一から箱を置く楽しさを一緒に体験しましょう!LLMブロック等の解説をします。ここでチャットGPTを設定したり、プロンプトを書いたりしてアプリの心臓部を作ります。お楽しみに!

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