第40話:【スクショ実践編】「質問分類器」で作る自動仕分けの窓口

ロボットの指先が、空中に浮かぶ「AI Question Classifier(AI質問分類器)」と書かれた光るキューブに触れている近未来的なイラスト。キューブからは光のラインが伸び、右側に配置された「Customer Support(カスタマーサポート)」「Q&A」「Hiring & Recruitment(採用・募集)」「Billing & Invoices(請求書)」といったラベル付きのボックスへ情報が振り分けられている様子が描かれている。画像上部には日本語で「スクショで実践超分かりやすい!質問分類器を使ったアプリ作成ガイド。」という黄色い縁取りの大きなテキストタイトルが配置されている。 Uncategorized

AIが勝手に判断?質問分類器で作る「自動仕分け窓口」完全ガイド


はじめに:今回は「読む回」ではありません

今回の記事は、
読むだけの記事ではありません。
前回の記事の内容はこちら

Difyの操作画面を開いて、
この記事を横に置きながら
一緒に手を動かして完成させる回です。

「IT未経験だから無理かも…」

そう思っている方ほど、
そのまま真似してください。


今回作るアプリの完成形

  • ユーザーが質問を入力
  • AIが内容を自動判断
  • 質問内容ごとに適切な回答を返す
  • 判断できない内容は「問い合わせフォーム」へ誘導

👉
AIが一次対応、人が最後に受け取る窓口です。


STEP0:事前準備

  • Difyにログイン
  • 新しいアプリを作成
  • アプリタイプ:ワークフロー

ここまでできたらOKです。


STEP1:スタートノード(質問入力)

【スクショ①】スタートノード設定画面

ソフトウェアの「入力フィールドを編集」設定画面のスクリーンショット。ダイアログ内には、フィールドタイプが「段落」、変数名が「question」、ラベル名が「お問い合わせ内容を入力」、最大長が「1000」と入力されている。画面上部には赤い文字で「各項目を入力 ↓」という補足説明が書き加えられており、下部には「必須」のチェックボックスがオンになった状態で、右下に「キャンセル」と「保存」のボタンが配置されている。

操作手順

  1. 画面左上の 「スタート」ノードをクリック
  2. 「入力項目を追加」をクリック
  3. 以下の通り入力

設定値(そのまま入力してください)

項目内容
表示名質問内容
変数名question
入力タイプ段落
必須ON

👉
ユーザーの質問文を question に入れるだけです。

※ ここは絶対に難しく考えなくてOK。


STEP2:質問分類器ブロックを追加

【スクショ②】質問分類器ブロック配置

AIワークフローの構築画面で「質問分類器」ノードを設定しているスクリーンショット。左側にはキャンバスがあり、「質問分類器」から「LLM」「LLM 2」「LLM 3」「LLM 4」の各ノードへ接続されている。右側の設定パネルでは、モデルに「gpt-4」が選択され、入力変数に「question」が指定されている。また、クラス設定として「Pricing(料金)」「HowTo(使い方)」「Trouble(エラー・不具合)」「Other(その他)」の4つの分類が定義されている。入力変数欄の近くに赤い文字で「ここを入力 ↓」という注釈がある。

操作手順

  1. スタートノード右側の「+」をクリック
  2. ブロック一覧から 「質問分類器」 を選択
  3. キャンバス中央に配置

STEP3:質問分類器のクラス設定

【スクショ③】クラス設定画面

入力変数: ユーザー入力の「question」が割り当てられている。

クラス設定: クラス1からクラス4までの具体的な分類定義が表示されており、クラス名のすぐ上に赤い文字で「ここを入力 ↓」という注釈がある。

クラス1 (Pricing): 料金、費用、価格、プラン、支払いに関する質問

クラス2 (HowTo): 使い方、操作方法、設定方法、手順に関する質問

クラス3 (Trouble): エラー、不具合、動かない、問題が発生した時の質問

クラス4 (Other): 上記に当てはまらないその他すべての質問

ここがこのアプリの「頭脳」です。

入力に使う変数

  • 入力テキスト:question

クラス①:Pricing(料金)

クラス名:Pricing
説明:料金、費用、プラン、支払いに関する質問

クラス②:HowTo(使い方)

クラス名:HowTo
説明:使い方、操作方法、設定方法に関する質問

クラス③:Trouble(トラブル)

クラス名:Trouble
説明:不具合、エラー、動かないなどの問題

クラス④:Other(その他)

クラス名:Other
説明:上記のいずれにも当てはまらない質問

👉
Otherは必須です。
これがないと質問が迷子になります。

※ 分類精度は最初50%でも正常です。


STEP4:クラスごとにLLMを接続

【スクショ④】分岐構造全体

「LLM」ノードのプロンプト設定画面。SYSTEMプロンプト欄に「あなたは料金やプランについて丁寧に案内するサポート担当です。以下の質問に、初心者にも分かるように答えてください。」と入力されている。その下の「質問:」の後に「ユーザー入力 / question」という変数が挿入されており、赤い文字で「ここを入力 ↓」および「← 変数に変える」という指示が書き込まれている。

操作手順

  1. 質問分類器の右側「+」をクリック
  2. 各クラスごとに LLMブロックを接続
  • Pricing → LLM(料金回答)
  • HowTo → LLM(使い方回答)
  • Trouble → LLM(トラブル回答)
  • Other → LLM(案内担当)

STEP5:Other用LLMの設定(重要)

それぞれのLLMブロック用プロンプト

プロンプト(そのまま貼ってOK)

Pricing(料金・プラン担当LLM用プロンプト

あなたはサービスの料金・プラン案内担当です。

以下の質問は、料金・費用・プラン・支払いに関する内容です。
専門用語は使わず、ITが苦手な人にも分かるように説明してください。

回答ルール:

  1. 結論を先に、簡潔に答える
  2. 分からない場合は正直に「要確認」と伝える
  3. 最後に「詳細は問い合わせ可能」で締める

質問:
{{question}}

HowTo(使い方・操作方法担当)LLMプロンプト

あなたは使い方・操作方法を説明するサポート担当です。

以下の質問は、使い方や操作方法に関する内容です。
初心者が「自分にもできそう」と感じる説明をしてください。
使い方、操作手順、設定方法など、
具体的な操作を知りたい質問

回答ルール:

  1. 手順は多くても3ステップまで
  2. 専門用語は日常の言葉に言い換える
  3. 「まずはここから」で終える

質問:
{{question}}

Trouble(不具合・トラブル担当)LLMプロンプト

あなたはトラブル対応の一次窓口です。

以下の質問は、不具合・エラー・動作しないなどの内容です。
不安をあおらず、落ち着いたトーンで対応してください。

回答ルール:

  1. まず「困りますよね」と共感する
  2. よくある原因を1〜2個だけ提示
  3. 解決しない場合の問い合わせ案内を入れる

質問:
{{question}}

Other(その他・人につなぐ担当)LLMプロンプト

あなたは問い合わせ窓口の案内担当です。

この質問は、料金・使い方・トラブルの
いずれにも明確に当てはまらない内容です。

以下のルールで回答してください。
1. 分かる範囲で丁寧に回答する
2. 無理に断定しない
3. 最後に必ず問い合わせフォームへ誘導する

問い合わせ案内文:
「もしこの内容について、もう少し具体的に相談したい場合は、
こちらの問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。
内容を確認して、できる範囲でご案内します。」

質問:
{{question}}

👉
AIで抱え込まず、人につなぐ設計がポイントです。


STEP6:出力ブロックをつなぐ

【スクショ⑤】出力ブロック設定

Difyワークフローの最終工程である「出力」ノードの設定画面。

フロー図: 左側に「出力」「出力 2」「出力 3」「出力 4」という4つの終了ノードが並んでいる。

設定パネル: 右側のパネルの「出力変数」欄に、直前のLLMノードの結果を受け取る「LLM / text String」という変数が設定されている。入力欄の上に赤い文字で「ここを入力 ↓」という注釈がある。

操作手順

  1. 各LLMの右側「+」をクリック
  2. 出力ブロックを選択

設定

  • 出力内容:LLM.text
  • 表示形式:テキスト

これで完成です。


Difyで構築したワークフロー全体の実行結果(テストラン)画面。

ワークフロー図: 「ユーザー入力」から「質問分類器」、「LLM」、そして「出力」へと繋がる全工程に緑色のチェックマーク(実行完了)が付いています。

実行結果: 右側の「Test Run」パネルに、ユーザーからの導入相談に対するAIの回答テキストが表示されています。

STEP7:テストしてみる

テスト入力例

導入相談は可能ですか?

✔ Otherに分類
✔ AIが一次回答
✔ 問い合わせフォーム誘導あり

→ 正常動作 🎉


まとめ:あなたはもう「受付を雇った」

このアプリがやっていることは、

  • 判断
  • 仕分け
  • 案内

全部 AIが代行しています。

あなたがやるのは
「ルールを決めること」だけ。


次回予告

次回は
👉 この質問分類器を“ビジネス用”に育てる方法

を公開しようと思います。このアプリを作って修正した時に

出てきた内容です。アプリは一度作って終わりではないので

修正していけばさらに良くなるのでそこを記事にします。

是非お楽しみに!

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