こんにちは。49歳、プログラミングもAIスキルもゼロから副業収益化に挑んでいる「私」です。
前回、AIも知識がないと「知ったかぶり」をすることをお話ししました。今回は、そんなAI部長に**「自社専用のマニュアル」を渡し、世間一般のAIから「あなた専用の超優秀なパートナー」へと進化させる『ナレッジ機能』**を解説します!
1. AIが「一般論」しか言わない理由:それは“記憶”がないから
せっかくAIを導入したのに、「ネットで調べればわかるようなことしか言わないな……」とガッカリしたことはありませんか? それはAIが悪いのではなく、「あなたの会社のルール」を知らないだけなんです。
解決策はシンプル。Difyの**「ナレッジ機能」**を使って、AIに専用の教科書を読ませてあげればいいんです。
AI部長を作る3ステップ
① ナレッジを「作成」する(教科書の準備)
まず、DifyにPDFを読み込ませる作業です。
こちらからPDFをダウンロードしてください。
- 画面上部のメニューから**「ナレッジ」**をクリックします。
- **「ナレッジを作成」**ボタンを押します。
- **「テキストファイルからインポート」**を選び、ダウンロードしたPDFをドラッグ&ドロップします。

「次へ」を押し、クリーニング設定などは**「自動」**のまま「保存して公開」を押せば、教科書の準備は完了です!

2. 【体験版】AI部長の劇的ビフォーアフターを試してみよう!
- アプリを作り方: Difyの「スタジオ」→「作成」から「チャットボット」を選びます。
- 指示を入れる: 画面左の「指示」欄に、上のプロンプトを貼り付けます。
- 教科書を渡す: 「コンテキスト(ナレッジ)」欄から、あなたのマニュアルPDFをアップロードして紐付けます。
右上の「公開」を押せば、あなただけのAI部長が誕生します!
私が実際に試した**「比較用プロンプト」**を公開します。ぜひ、ご自身のDifyで回答の差を体感してみてください!
①【Before】一般論しか言えない「新人AI部長」
コピー用プロンプト(Before):
Plaintext
あなたは一般的なビジネス知識を持つAIアシスタントです。特定の会社の内部事情は知りません。質問には一般的な常識の範囲で答え、具体的な社内ルールを聞かれたら「上司や規定に確認してください」と答えてください。
- 私:「部長、うちの値引きルールを教えてください。」
- 新人AI:「申し訳ありませんが、私は特定の企業の内部事情や社内ルールについての情報を持っていません。値引きルールについては直接上司の方や関連部署にご確認いただけますと幸いです。」

②【After】社内事情に精通した「ベテランAI部長」
コピー用プロンプト(After):
Plaintext
あなたは株式会社AI商事のベテラン営業部長です。ナレッジとして提供された社内マニュアルを完璧に把握しています。回答時は必ず「マニュアル第〇章に基づくと…」と根拠を明示し、具体的な数字や書類名を伝えてください。
コンテキストの追加をしてナレッジ用PDFを選択してください


- 私:「部長、うちの値引きルールを教えてください。」
- ベテランAI:「了解しました。マニュアル第5章に基づくと、当社の値引きルールは次の通りです:
- 値引きは一般的に、顧客との取引実績や将来の取引見込みに基づいて適用されます。
- 個々の商品またはサービスに対する値引き率は、製品マネージャーと協議して決定します。
- 顧客ごとの最大値引き率は5%であり、特例として7%まで許容されていますがそれ以上は社長の承認が必要です。
- 特別なキャンペーン期間中はこれらの規則が変更されることがありますが、具体的にはキャンペーンごとに「特別キャンペーン値引きルール」規定書を参照してください。
- 以上、情報をお伝えしたいと思います。他に何かご不明な点がありましたらご質問ください。」

4. 失敗しない「ナレッジ用PDF」作成のコツ
- 「デジタル保存」のPDFを: 紙をスキャンした画像ではなく、Word等から保存した文字がコピーできるPDFを使いましょう。
- 「1テーマ1ファイル」: 営業用、経理用と分ける方がAIは賢くなります。
- 設定は「自動」でOK: 難しい設定画面が出たら、迷わず「自動(Automatic)」を選んでAIにお任せしましょう。
5. 最後に:完璧じゃなくていい。一歩ずつ。
49歳、AI未経験。正直、「ナレッジ」なんて言葉を聞くだけで尻込みしていました。でも、ファイルを1つアップしただけで、AIが「自分専用のパートナー」に変わった時の感動は忘れられません。
完璧を目指さなくて大丈夫です。手元にある1枚のPDFから、あなただけの「優秀な部下」を育ててみませんか?


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