57話:【Dify×時短】ブログ記事を1クリックで10本量産!?魔法の機能「バッチ実行(一括処理)」を使い倒せ

Difyの「バッチ実行(一括処理)」機能を解説するブログ第57話のアイキャッチ。1クリックで複数のブログ記事を自動生成する様子を、ハイテクな製造ラインとAIロボットのイラストで表現した図解画像です。 AI活用

前回(第56話)の記事では、DifyとDALL-E 3を連携させて**「専属イラストレーターアプリ」**を作りましたね。 「キャンプの絵を描いて」と頼むだけで、一瞬でブログのアイキャッチ画像が完成する……。 これで、フリー素材サイトを何時間もさまよう「画像探しの旅」からは卒業できたはずです。

でも、人間というのは贅沢なもので、画像が楽に作れるようになると、今度はこう思い始めていませんか?

「画像は一瞬だけど……記事本文を1つずつチャットで作るの、正直面倒くさいな」

わかります。チャットボットに「〇〇について書いて」と送って、書き終わるのを待って、コピペして、また次の指示を送る……。 10記事書こうと思ったら、結局パソコンの前から離れられませんよね。

そこで今回は、その悩みを根こそぎ解決するDifyの隠し機能**「バッチ実行(一括処理)」**を解禁します!

これは、Excelで作った「ネタ帳」をDifyにポイッと渡すだけで、寝ている間に10記事でも20記事でも勝手に書き上げてくれる、まさに**「記事量産工場」**を作る機能です。

今回は「チャット」ではなく「自動化」の世界へ。 作業時間を10分の1にする魔法のテクニックを、失敗しない手順で解説します!


準備:なぜ「工場」が必要なのか?

今まで作ってきた「チャットボット」は、**「お寿司屋さんの大将」**です。 「マグロください」と言えば、目の前で握ってくれます。丁寧ですが、1個ずつしか作れません。

今回使う「バッチ実行」は、**「お寿司の製造工場」**です。 「マグロ100個、サーモン50個」という注文書(CSVファイル)を渡せば、裏側でマシーンが高速で製造し、箱詰めして届けてくれます。

この「工場」を作るために、今回はアプリの種類を少し変えます。


ステップ1:量産専用アプリを作る

今回は会話をする必要がない(注文書を渡すだけ)なので、「チャットボット」ではなく**「ワークフロー」**というタイプで作ります。

  1. Difyのホーム画面で 「最初から作成」 をクリック。
  2. アプリのタイプ: ここが重要! **「ワークフロー(Workflow)」**を選んでください。
    • (※「チャットフロー」ではありません!)
  3. 名前記事量産工場
  4. 作成する をクリック。

ステップ2:製造ラインを組み立てる

画面が開くと、**「開始」「終了」**だけのシンプルな画面が出ます。

Difyの入力フィールド設定画面。ブログ記事の量産(一括処理)に必要な「ブログのテーマ」を、変数名 theme として定義し、データの流し込み準備を行っている様子。

1. 「開始」ブロックの設定(注文口)

  1. 「開始(Start)」ブロックをクリックします。
  2. 右側のパネルで、**「入力フィールド」「+追加」**を押します。
  3. リストの中から 「短文(Text)」 を選んでください。
  4. 変数キーtheme (テーマ) ※半角英数で!
  5. ラベル名ブログのテーマ
  6. 保存

これで、「テーマを受け取る入口」ができました。

DifyのLLMノード設定画面。プロのブロガーとしての指示(System Prompt)を記述し、ユーザーが入力したテーマに基づいてSEOに最適化された3,000文字の記事を自動生成するためのワークフロー構築の様子です。

2. LLMブロックの配置(執筆ロボ)

  1. 開始ブロックの後ろの 「+」 を押し、**「LLM」**を追加します。
  2. モデルgpt-4o (賢いモデル推奨)
  3. SYSTEM(役割):Plaintextあなたはプロのブロガーです。 ユーザーから渡された「テーマ」について、3000文字程度の魅力的なブログ記事を書いてください。 見出し(H2, H3)を使い、SEOを意識した構成にしてください。
  4. USER(命令){x} を押し、開始 > theme を入れます。

3. 「終了」ブロックの設定(納品口)

  1. LLMの後ろにある 「終了(End)」ブロック をクリックします。
  2. 出力変数「+追加」 を押し、変数の設定画面を出します。
  3. 変数名article (記事)などと入力。
  4. {x} を押し、LLM > text を選びます。

これで、「テーマを入れる ➡ 記事を書く ➡ 納品する」という自動ラインの完成です!


ステップ3:ここが重要!「公開」しないと始まらない

ワークフローを作っただけでは、一括実行ボタンが出てきません。 まずはアプリを「公開」します。

  1. 画面右上の青い 「公開する」 ボタンを押します。
  2. 出てきたメニューの 「更新」 を押します。

これでアプリが保存・公開されました。


ifyの「アプリを一括実行」メニューの選択画面。ワークフローを公開した後、複数のデータをまとめて処理する「バッチ実行」モードへ切り替えるためのボタン操作を説明しています。

ステップ4:注文書(CSV)を用意する

ここからが本番です!Difyに読み込ませるための「ネタ帳」を作ります。

  1. 画面左端の黒いメニューバーにある 「再生ボタン▶(実行)」 アイコンをクリックします。
  2. 画面が変わったら、左上の 「一括実行(Run Batch)」 タブをクリックします。
  3. 「テンプレートをダウンロード」 をクリックします。

【注意】有料ソフトは不要!「メモ帳」でOK

ダウンロードしたCSVファイルを開こうとすると、「有料版を買ってください」というソフトが開くことがありますが、絶対に買う必要はありません。 Windows標準の**「メモ帳」**で編集できます。

  1. ダウンロードしたファイルを 右クリック > プログラムから開く > メモ帳 を選びます。
  2. 1行目の theme は残したまま、2行目から書きたいネタを書きます。

【メモ帳での入力例】

Plaintext

theme
サウナの整い方
キャンプ初心者の持ち物
ウイスキーおすすめ銘柄
  1. 書き終わったら「保存」します。これで注文書の完成です!

Difyのバッチ実行用CSVアップロード画面。記事量産に必要なデータ形式のテンプレートをダウンロードし、完成したファイルをアップロードして一括処理(EXECUTE)を開始するまでの操作ガイドです。

ステップ5:スイッチオン!工場稼働

Difyの画面に戻ります。

  1. 「CSVファイルをアップロード」 のエリアに、さっき保存したファイルをドラッグ&ドロップします。
  2. 「実行(EXECUTE)」 ボタンをポチッ!

……画面に進行状況が表示されます。 ここからは放置でOK! 10記事だろうと100記事だろうと、AIが勝手に書き続けてくれます。


Difyのバッチ実行(一括処理)機能による、ブログ記事の大量生成結果。1回のクリックで、サウナ・キャンプ・ウイスキーの3つのテーマに基づいた詳細な記事原稿が自動作成され、一覧として出力されている様子です。

ステップ6:完成品を受け取る(Googleスプレッドシートが便利)

処理が「完了」になったら、結果一覧の右側にある 「エクスポート(Export)」 ボタンを押して、結果ファイルをダウンロードします。

このファイルも、そのままメモ帳で開くと文字がびっしりで読みにくいです。 おすすめは 「Googleスプレッドシート(無料)」 です。

  1. Googleスプレッドシートを開き、「ファイル」>「インポート」 で結果ファイルを読み込みます。
  2. すると、きれいに表形式で表示されます!
  3. B列あたりに「完成したブログ記事」が入っています。

あとはこれをコピーしてブログに貼り付けるだけ。 これで、来週からの記事執筆は「ネタを考えてExcelに入れるだけ」になりました。


まとめ:あなたは「ライター」から「編集長」へ

お疲れ様でした! この「バッチ実行」を覚えると、ブログ運営の世界が変わります。

  • 昨日まで: パソコンの前で悩みながら1記事ずつ書く「ライター」
  • 今日から: ネタだけ決めてAIに大量生産させ、最後にチェックする「編集長」

空いた時間は、取材(サウナに行くこと)や、新しい企画を考えることに使えますね。 これが**「AIで人生を楽にする」**ということです!

自分はDifyでアプリを作りながら記事を書いてるのでまとめて書くことは

できないですが、使える人にはかなり便利で時短になりますね!

しかし、CSVファイルってすごいですね。今回も苦戦しながら作りましたが

一括処理できるアプリを作れるとやった感があります!

次回は…… せっかく記事が増えてきたので、自分のブログに**「AIチャットボットを埋め込んで、読者に遊んでもらう方法」**を解説しましょうか? あなたのブログが「ただ読むだけの場所」から「体験できる場所」に進化しますよ!

是非お楽しみに!

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