49歳未経験が気づいた「考え方の落とし穴」
Difyを触り始めた頃、
正直こう思っていました。
AIなんだから、
ある程度は察してくれるでしょ。
結果から言います。
この考え方が、すべての詰みの原因でした。
操作が難しいからでも
理解力が足りないからでもありません。
AIを“人間寄り”に見すぎていた。
それだけです。
Difyが難しく感じる本当の理由
Difyに限らず、
AIツールで初心者が詰む理由はほぼ共通しています。
それは――
AIは賢い、というイメージが強すぎる
このイメージが、
初心者の判断を全部狂わせます。
勘違い①「AIが文脈を理解してくれる」
これは一番多い落とし穴です。
- 「明日の予定」
- 「いい感じにまとめて」
- 「さっき言ったやつ」
人間同士なら通じます。
でもDifyの中身はこうです。
👉
「どのブロックで、どこまで定義されたか」しか見ていない
実際に僕は、
「明日」と入力した予定が
2023年として処理されるという事故を起こしました。
原因は単純で、
日付を人間の感覚で渡していただけ。
詳しい経緯は、こちらの記事でまとめています👇
👉
Dify初心者死亡】「明日の予定」が2023年になる原因と解決策
勘違い②「ブロック=AIの知能」だと思っていた
初心者の頃の自分は、
リスト処理ブロックをこう見ていました。
なんか賢そう
ちゃんと判断してくれそう
でも現実は真逆です。
リスト処理ブロックの正体
- 判断しない
- 解釈しない
- 意味を考えない
ただ順番に処理するだけ。
この事実を理解できた瞬間、
頭の中で「ガチャッ」と音がしました。
実際の使い方は、
こちらの記事で初心者向けにまとめています👇
👉
Difyのリスト処理ブロックでファイルを仕分ける方法
勘違い③「AIが間違えた」と思ってしまう
うまく動かないとき、
ついこう思います。
Difyがおかしい
AIの精度が低い
でも冷静に見返すと、
ほぼ毎回こうです。
- 入力が曖昧
- 前提条件が未定義
- 人間の感覚をそのまま渡している
つまり、
AIは間違えていない
人間が整理せずに投げているだけ
ここに気づくと、
エラーの見え方が変わります。
僕がやめた3つの考え方
詰みが減ったのは、
次の考え方をやめたからでした。
❌ AIなら分かるはず
→ ⭕ 人間が先に決める
❌ いい感じでやって
→ ⭕ 条件を全部言語化する
❌ とりあえず動かす
→ ⭕ 最小構成で確認する
この切り替えだけで、
Difyは一気に「扱える道具」になります。
中年・未経験が一番ハマるポイント
若い人やエンジニア経験者は、
無意識にこう考えています。
- 曖昧なものは渡さない
- 状態を分解する
- 機械は融通が効かない前提
でも、
長年“人間相手の仕事”をしてきた人ほど、
察してくれる
うまくやってくれる
という感覚が抜けません。
だからこそ、
中年・未経験ほどAIで詰みやすい。
これは能力の問題ではなく、
思考のクセの問題です。
まとめ:AIは優秀。でも、空気は読まない
Difyは優秀です。
でも、
- 空気は読まない
- 行間は補完しない
- 人間の常識は持っていない
ここを理解した瞬間から、
「難しいツール」ではなくなりました。
次に読むなら
この考え方を前提に、
次は 「最小構成で動かすDify設計」 を書く予定です。
- なぜ初心者ほど複雑に作ってしまうのか
- どこまで削れば“動く”のか
同じ目線でまとめます。
👉 49歳・未経験でも、AIは使える。
必要なのは、才能じゃなく
考え方の向きを少し変えることでした。
毎度失敗してますが、着実にレベルは上がってるかなと。
プログラミングを一から覚えるよりははるかに楽だと思います。


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