第39話:AIが勝手に判断?「質問分類器」で作る自動仕分けの窓口

AIがPDFや問い合わせ文章を自動解析し、質問分類器によって内容別に仕分け・整理している様子を表したイラスト。Difyを活用したAI自動分類・業務自動化・問い合わせ対応効率化をイメージしたアイキャッチ画像。 Uncategorized


前回・第38話では、
**「100枚のPDFを一気に処理する」**という、少し身構えてしまうテーマに挑戦しました。

テキスト抽出ブロックを使い、
PDFを1枚ずつ開かなくても、
AIが中身を読み取り、要点を抜き出してくれる――
そんな**“人間がやっていた地味で重い作業”を丸ごと任せる体験**をしました。

実際に手を動かしてみて、

  • もうPDFを順番に開かなくていい
  • コピペ作業に戻らなくていい
  • 「全部読む」という苦行から解放される

そう感じた方も多いはずです。

ただ一方で、
こんな疑問も浮かびませんでしたか?

「抽出した後、その情報をどう整理すればいいんだろう?」
「結局、人が仕分ける作業は残るのでは?」

そこで今回は、
**“読む”の次に必ず出てくる「判断・振り分け」**を
AIに任せる話へ進みます。

問い合わせ対応に追われる毎日の疲弊

問い合わせ対応って、
実は「作業量」よりも判断の連続が一番しんどいですよね。

  • これは質問?
  • それとも要望?
  • 緊急対応が必要?

一件ずつ読んで、考えて、振り分ける。
この流れを毎日繰り返していると、
気力だけがじわじわ削られていきます。

まるで、
受付が一人しかいない窓口に人が並び続けている状態

しかもその受付は、あなた自身。

「誰か代わってくれ…」
そう思ったことがあるなら、今日の話はピッタリです。


Dify 使い方で発想を切り替える

ここで発想を変えてみましょう。

「全部自分で判断する必要はない」

Difyには
質問分類器というブロックがあります。

これは一言で言うと、
AIを受付係として配置する仕組み

人間がやっていた
「読む → 考える → 振り分ける」を
AIに丸ごと任せることができます。

あなたがやるのは、

  • 分類の種類を決める
  • それぞれに簡単な説明を書く

たったこれだけ。

郵便局で
「この箱は請求書」「これは私書」と
ラベルを貼るのと同じ感覚です。


質問分類で自動仕分けを設計する

ここから先は、
実際に作る前の全体像をつかむパートです。

Difyのワークフロー画面では、

  1. 開始ノード
  2. 質問分類器
  3. 分類結果ごとの分岐

という、とてもシンプルな流れになります。

【画像挿入指示】質問分類器ブロックを配置したDify操作画面

まだこの時点では
細かい設定はしません。

まずは、

「あ、こんな流れで作るんだ」

と分かればOK。

次回はこの画面を1クリックずつ一緒に触っていきます。


Dify ワークフローで判断を任せる感覚

質問分類器が動き出すと、
ワークフローは一気に“楽”になります。

分類結果に応じて、

  • 質問 → 回答用の処理へ
  • 要望 → 記録用の処理へ
  • その他 → 保留や案内へ

と、自動で道が分かれる

これは改札にICカードをかざす感覚に近いです。

  • 人は立ち止まらない
  • 判断もしない
  • 流れに乗るだけ

一度作ってしまえば、
あとはAIが淡々と仕分けてくれます。


「作れる」実感が一番の武器になる

ここまで読んで、

「便利そうだけど、
実際の設定が難しそう…」

そう感じた人もいると思います。

でも安心してください。

次回は、

  • Difyの操作画面のスクショを見ながら
  • 開始ノードから
  • 質問分類器の設定を1項目ずつ

完全に手を動かす回にします。

コードなし。
専門用語は必要な分だけ。

「読んだら終わり」ではなく、
読んだらアプリが完成している状態を目指します。


次回予告:一緒に作る質問分類アプリ

次回はいよいよ実践編です。

  • 質問分類器の追加方法
  • カテゴリの具体例
  • 分岐のつなぎ方
  • 動作確認のやり方

すべて
Difyの画面スクショ付きで解説します。

受付嬢を雇う準備は、もう整いました。

次は実際に、
AIに「仕事を任せる」体験をしましょう。

次回も、
あなたの手で一緒に作っていきます。

分かりやすく作れるように頑張ります!

是非、お楽しみに!

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